粗挽き米粉開発物語(1)からの続きです。
さてさて、21日は、石巻の友人の家に泊めていただいた私たち。
翌22日朝から、「
遠藤農園」さんを訪ねました。
さっそく、遠藤さんのところの米粉をひく機械を使い、米粉の試験がスタート


まずは、玄米を精米して、「白米」にします。
そしてそれを「石抜き機」にかけ、「石」を取り除きます。
「石」が入っていたら、「製粉機」の「臼刃」がだめになってしまいますからね。
では、なぜ「精米」するかと言うと、私たちはマクロビオティック実践者だから、本当は「玄米粉」でもいいと思うかもしれません。
しかし

目的は、「ベーキングパウダーを使わずにマクロビ・スイーツのスポンジ生地を作れる米粉」が欲しいわけなんです。
卵も乳製品もベーキングパウダーも使わないので、「豆乳」を泡立てて、メレンゲにします。
その際、「油分」が入った粉を使うと、せっかく泡立てた「淡い」豆乳のメレンゲが、その油によって、あっという間に消えてしまうんです。
だから、脂分を含んだ「米糠」まで一緒に製粉してしまう「玄米粉」は使えないんですよ、残念ながら。


「精米」「石抜き」が終わったお米を、まずは「粗挽き」してみます。
そしてそれをもう一度「粗挽き用の大きい製粉機」で挽いて、ふるってみました。

40メッシュの篩を持参し、ふるいます。
でも、まだまだ粗すぎ

そうですよね、そんなに簡単にできないですよねえ。とほほほほ〜〜〜


こちらは「細引き」用の小さい製粉機です。
ダイヤルの位置で、細かさを微調整できるんですよ。
電動のコーヒーミルの大きいやつ見たい。


遠藤さんの子供さんが楽しそうに見に来ました。
カメラを向けると、はい、ポーズ

まだ4歳なのに、カメラ慣れしてるな〜〜〜

でも、お父さんそっくりでかわいいです。

さて、小さい機械のダイヤルを調整しての試行錯誤が続きます。
ちょっと挽いては篩にかけ、「細かすぎ〜〜」とNG

またダイヤルをちょっとずらして挽いてみて、今度は「粗すぎ〜〜〜」でNG

試行錯誤を繰り返します。



これをしばらく繰り返し、ついにちょうど良いタイミングがつかめました。

やった〜〜〜

ぴったり40メッシュ


では、大量に挽きましょう。
で、粗挽き用の大きい製粉機と、細引き用の小さい製粉機を同時に使い、「一気挽き〜〜」

さっきの子供さんが、細引き用の上にセットした米粉を見て、「蟻地獄みたい」だって。
さすがは田舎の子供。蟻地獄を知っているんだね〜〜〜!!なんて、感心しちゃった。


製粉が着々と進みます。
この日は約20Kg作るつもりでしたので、しばらく時間がかかりました。

やった〜〜〜

大体出来上がったぞ〜〜〜

でも、君じゃない君じゃないっ


をするのは私たちだってば

カメラ慣れしたかわいい遠藤さんの息子さんでした。

かくして、タンボロッジ秘伝のレシピ、「ベーキングパウダーを使わないマクロビ・スポンジ生地」用の「粗挽き米粉」が完成しました。
★なお、この米粉は、「遠藤農園さん」で販売する予定です。欲しい方は、連絡してみてくださいね。
とりあえずは、「
こちらのページ」をよく読んでから、注文の際に「粗挽きの米粉を」と伝えてください。
しばらくしたら、こちらのページにも、「粗挽き米粉」が登場する予定です。

こちらは「冬水田んぼ」(冬季冠水田んぼ)の遠藤さんの田んぼと、左側はそうではない別の方の普通の田んぼです。
隣同士だと、違いくっきりですね。
この日は寒い冬の日の、熱い1日となりました。
こんな「オタク」な米粉の開発に、快く応じてくださった遠藤さん、本当にありがとうございました。
そして、この日1日、お疲れ様でした。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ということで、出来たばかりの米粉を持って、私たちは帰路につきました。
めでたしめでたし・・・

