2007年03月09日

チューニョ料理(2)

今日は『チューニョ』料理の第2弾を作りました。
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名前は『チューニョ・ラワ』又は『ラワ・デ・チューニョ』と言います。

アンデスのペルーからボリビアにかけては、標高4000mくらいの高原が広がっています。そこがこの『チューニョ』のふるさとなんです。
『ラワ』とは、穀物の粉を入れて、どろっとさせた、お粥のようなスープと言うか、スープのようなお粥というか、まあそんな感じの食べ物のことを、ペルーからボリビアにかけてのアンデスの高地で、そう呼んでいるんです。バリエーションはいろいろあり、とうもろこしの粉を入れたのは『チョクロ・ラワ』、キヌア(アンデスの雑穀)の粉を入れたのは『キヌア・ラワ』と呼んでいます。

チューニョは、アンデスの昼と夜の気温差を利用して作られます。
夜に凍って、昼に融ける・・これを繰り返し、作ります。
詳しい作り方は、「チューニョ作り(1)」「チューニョ作り(2)」「チューニョ作り(3)」「チューニョ作り(4)」を見てくださいね。


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さて、まずはこのチューニョを粉(粗挽き)にしなければいけません。出来上がったチューニョは、カチカチで、そのまま『ミル』にいれて挽いたら、刃が欠けてしまいそうなくらいです。
アンデスでは『バタン』と言う、窪んだ石を使い、丸い石ですり合わせて挽くんですが、今こちらは冬、石は雪の下で、ちょうどいい物を探せません。そこで、そこら辺の石を使い、トンカチで砕きます。
飛び散るので、深い鍋の中でやりました。かなりやりにくかったですが。何とか小さく砕くことに成功手(チョキ)

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こんな感じにまで砕いて、『ミル』で粉にしました。

現地では、羊のあばら骨を乾燥させた『チャルケ』と言う干し肉を「だし」に入れるのですが、ベジタリアンで作りたいので、『昆布だし』を使いました。

野菜を煮込んで、この昆布だしと塩で味付けしたスープの中に、チューニョの粉を少しづつ入れて、どろっとさせて出来上がり。
意外に簡単ですね。
なんだか見た目が『こんにゃく』のようでした。チューニョが黒いし、粗挽きなので、こんな感じになったんですね。
でも、消化がよさそうで、とてもおいしくいただきました。わーい(嬉しい顔)