2008年02月17日

チューニョ料理(その2)

今日は、特に良く黒くなったチューニョを使い、スープを作ってみました。

どうもチューニョは、元のじゃが芋の品種によって出来上がりの感じが少し違います。
今回の「良く黒くなったチューニョ」は、北海道で「無農薬・無施肥」栽培の草分け、「秋場さん」のじゃが芋を使いました。
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水に戻すと、こんな感じです。
なんだか昔よく見かけた「鯨肉」みたいな感じです。
「鯨肉」は、最近ではほとんど貴重品ですが、昔は「一番安い肉」なので、よく小さい頃に食べた思い出があります。(この話をすると、年齢がばれてしまいますね。猫

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さて、「チュッペ・デ・チャイロ」と言うアンデスのスープのベジバージョンです。
このスープは、実はアンデスの豊かな食文化の象徴のようなスープなんですよ。

現地のオリジナルの中身は、「チューニョ」「じゃが芋」「押し麦」「カボチャ」「人参」「そら豆」「玉ねぎ」にんにく」「オレガノ」「豚のモツ」などを入れます。

なぜこれが豊かな食文化かと言うと、もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、日本でこれを、すべてそろう旬の季節に作ろうと思うと、出来ないのです。
そら豆は旬は5〜6月頃、人参は春と秋〜冬、カボチャは7月〜9月など、ばらばらです。

アンデスは、狭い地域のすごい標高差があるので、実はこのすべてのものを一緒の季節に作れるんですよ。すごいっがく〜(落胆した顔)
つまり、このスープは、アンデスのすべての気候帯の作物をごった煮にしたスープだったんですね。

タンボロッジでも、そんなに季節の違ったものをそろえることが出来ないので、今回はあるものだけを入れてみました。
そら豆の変わりは、ちょっと色が黄色くなってしまいましたが、「青大豆」にし、「豚のモツ」の代わりには、こんにゃくを冷凍し、脱水したものを炒めてから「燻製」にした、タンボロッジ特製「ベジモツ」を使いました。

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こちらは現地、ペルーで食べた(飲んだ)「チュッペ・デ・チャイロ」です。
実にいろいろと入っていますよね。
アンデスの食文化の豊かさには、いつも感心してしまいます。
すばらしいぴかぴか(新しい)