2009年01月11日

ボリビアの首都、ラパスへ

今日は、アンデス旅行記事、2本いってみます。

11月16日です。
私たちは朝早くにチリ最北端の町「アリカ」のバスターミナルへと向かいます。
そして乗り込んだのが、チリのアリカ発ラパス行きの国際線のバスです。
地図はこちらを見てね。
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国際線のバスといっても、こんな感じで、ごく普通のエコノミーのバスなんです。
国際線というからには、もっと豪華だと期待した私が悪かった・・・もうやだ〜(悲しい顔)

バスは、チリ時間で朝の8時に出発しました。
これから約9時間の、またまたアンデス越え、そして国境越えのバスの旅が始まります。

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アリカを出発すると、内陸部に向かいます。
しばらくはこんな奇妙な風景が続きます。
アンデスの西側の海岸線は、砂漠です。
それは、このあたりでは、風が常に東から西へと吹いているからなんです。
日本の上空と逆ですね。
で、大西洋やアマゾンの湿気を含んだ曇り雲が、アンデスの東側に当たり、雨をもたらします。
そして、そこで水分を落とした「空っ風」が、西側の海岸沿いに吹いてくるので、乾燥しきってしまっているんです。
雪冬に日本海側が大雪で、関東地方が「異常乾燥注意報」だなんていう感じと同じ仕組みです。

でも、アンデスは標高が高く、地形が複雑です。
アンデスに降った雪が解け、少しは太平洋側に、川となって流れていくんです。
その川の水を灌漑し、畑を作り、さらに下流には町が点在するという独特な風景が生まれるんですね。
ですから、川の水か来る所だけ、緑なんです。

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さて、しばらくすると、コーヒーとクラッカーという軽い朝食が出ました。
バスはぼろくても、そこはやはり「国際線」だからなんでしょうか??

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だいぶ標高が高くなってきました。
4000mを超えると「ビクーニャ」が現れました。
この「ビクーニャ」は、上質な毛糸が取れる「アルパカ」の仲間で、野生にしかいないんだそうです。
家畜化することが出来ないらしいのですが、その「毛質」は最高で、アルパカよりもよく、ものすごく珍重される、貴重なものなんです。

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もうそろそろボリビアとの国境というあたりで、すごくきれいな風景が現れました。
「湖と富士山」・・なんちゃってモバQ
この山は、標高6342mの「パリナコーチャ火山」(Parinacocha)です。
このあたりの、地理とボリビアの国境地帯はすごく風景がきれいで、両国ともに国立公園に指定しているほどなんです。

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「フラミンゴ」がいました。
ピンク色のフラミンゴが空を舞い、湖でくつろいでいます。

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そしてしばらく走り、バスは国境を越えました。
国境の検問所で下ろされ、荷物検査とパスポートチェックを受けます。
ボリビア入国の際、黄熱病のイエローカード(注射証明書)の提示が義務付けられているということをきいて、急遽成田で注射もうやだ〜(悲しい顔)した私たち。
ところがノーチェックでした。
なんだか少しがっかり・・・バッド(下向き矢印)

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国境を越え、しばらくするとお昼ごはんの車内食が配られます。
じゃじゃ〜〜ん! お肉とポテトの素朴なごはんです。もうやだ〜(悲しい顔)
やはりどこでもお肉が出てくるんですねえ。
ペルーのバスのように、事前にリクエストできる時代が早く来ないかな〜どんっ(衝撃)

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国際線のバスも、やはりぼろかったどんっ(衝撃)
アンデスの登り坂がこたえたのでしょうか、ラパスまであと50kmというところで、あえなくエンジントラブル。
煙を吐きまくっちゃいました。ダッシュ(走り出すさま)

これはもうどうしようもありません。
ほかのラパスまで行くバスを捕まえて、乗り換えなくては・・・・
で、車掌さんがそれをやってくれました。
もちろん、ラパスまでの運賃も、彼が払います。

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いよいよラパスの街が見えてきました。
いつもこの風景を見ると、はるばる旅してきたんだなあ、と感慨もひとしおになるんです。
標高4000mの広い「アルティプラーノ」と呼ばれる平らな大地に切れ込んだ谷間。
そこに谷の斜面に、家がびっしりと建っているんです。

ラパスでは、標高の高い「山の手」ほど、下町(庶民の町)で、標高の低い「下町」ほど高級住宅街になっているんですよ。
「空気が濃いのも金次第」といったところでしょうか。
でも、明るい見晴らしがいい下町、というのも、なかなか乙なものですよ。

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一気に標高が上がりました。(ラパスは標高3600〜4000m)
そこで、夕食は、いつものような「暴飲暴食?」は避けて、質素に「ベジタリアン・サンドイッチ」と行きましょう。バッド(下向き矢印)
posted by 料理長 at 12:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 2008年アンデス食べ歩き

アリカ滞在

チリの一番北の町「アリカ」は、海岸線沿いの砂漠の中にあり、晴れ気候は年中暑く、トロピカルな風景は広がります。
雨雨はめったに降りません。
7〜8年に一回位らしいです。
1992年に私たちは一度この町を訪れたことがありました。
到着した翌日、午前中に雨が降りました。
路面が濡れるくらいの通り雨のようなものでしたが、ちょうど「傘」を持っていたので、傘をさして歩きました。
すると、「新聞記者」と称する人が寄ってきて、「写真を撮らせてください」というのです。
不思議に思ったけれど、OKしました。
すると、その翌日、ホテルのフロントの人に、「あなたたち!新聞にでているわよ。」と言われました。
「う〜〜〜ん、昨日着いたばかりで、何も悪いことなんかしていないのに、どうしてだろう??」exclamation&questionなんて考え込んでいたら、その新聞を見せてくれました。
そのタイトルを見てびっくりがく〜(落胆した顔)
「アリカで8年ぶりの雨」ですってあせあせ(飛び散る汗)
そうなんですよ、ここは砂漠だから雨はまず降りません。
だから、「傘」なんて、誰も持っていないんですね。
傘をさして歩くことが、超珍しいらしいんです。
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街路樹が「椰子の木」です。
トロピカルな風景ですね。

さてさて、夕食を食べに行きました。
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標高0mだし、暑いし、まずは現地の「地ビール」で、これから行くアンデスの過酷な(楽しい)旅を思って、乾杯です。

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支配人さん、おいしいですか?
このビール、暑い地方にはうってつけの、あっさりしていて、のど越しさわやかなビールでした。

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これは「クレマ・デ・ベルドゥーラス」(野菜のクリームスープ)です。
ほうれん草系の緑の野菜がたっぷりどんっ(衝撃)

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いろいろ入った豪華な「薬味」です。
薬味といっても、それほど辛くありません。

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ここのレストランは、年季の入った「カマレーロ」(ボーイさん)が給仕してくれます。
サービスがよく、なんだかほのぼのとした感じです。

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これは「パルミット」という、「椰子の新芽」のサラダです。
味はというと、「ホワイトアスパラ」と「竹の子」を足して2で割ったような感じです。
なかなかおいしい熱帯の食べ物ですよ。

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こんな感じのレストランです。
おいしかったな〜〜〜わーい(嬉しい顔)

さて、いよいよ明日は、ボリビアの首都、ラパスを目指し、またまたくねくねの山道のバスの旅です。
今日はゆっくりと寝ておきことにしましょうね。眠い(睡眠)
posted by 料理長 at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年アンデス食べ歩き