2009年01月28日

プーノのベジタリアン・レストラン

アンデス旅行記、後半戦スタートです。
気長にお付き合いくださいね。

11月26日です。
さて、ボリビアからチチカカ湖を渡り、私たちはペルーに戻ってきました。
ペルーに戻り、最初に滞在したのは「プーノ」という町です。
チチカカ湖観光の拠点の町なんですが、今はシーズンオフで、ホテルも相当値引きしてくれて、ありがたかったです。
そんなプーノの「歩行者天国」の目抜き通りを歩いていると、やたらレストランの呼び込みのお兄さんが声をかけてきます。
観光客も少ないので、余計に呼び込みが激しさを増すんですね。
「おいしいトゥルーチャ(虹鱒)があるぞ」とか、「ぺへレイ(チチカカ湖の淡水魚)のマリネはうちがおいしいぞ」とか、「アルパカ肉のステーキはどうだ」なんていう具合です。
私はベジタリアンメニューが食べたいので、だんだん面倒になり、
「ソモス・ベヘタリアーノ(私たちはベジタリアンです)」と言いました。
すると、一人のお兄さんは吐き捨てるように、
「この町にベジタリアン・レストランなんて無いどんっ(衝撃)」と言い切ります。
そんなはずはありません。
事前に調べてあったたもんね。・・・
で、その調べてあったベジタリアン・レストランに行って見ると・・・・
・・・・「シーズンオフにつき、長期休暇」だって・・・・・・
が〜〜〜〜んがく〜(落胆した顔)
悲し〜〜〜〜もうやだ〜(悲しい顔)

仕方なく、また呼び込みの歩行者天国を歩いていると、さっき声をかけてきた中のおじさんがこう言いました。
「そういえば1軒だけやっているベジタリアン・レストランがあるよ。そこの道の角を左に曲がるとわかるぞ。名前はVida Natural(ビーダ・ナトゥラル)と言うんだ。」
と教えてくれました。
え〜〜、うれしいわーい(嬉しい顔)
「おじさん、ムーチャス・グラッシアス(大変ありがとう)」

親切な人もいるんですね。
自分の商売抜きに教えてくれるなんて。
おじさんのレストランに入りたい気持ちになってしまいました。

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さて、教えられたベジタリアン・レストラン「Vida Natural」は、通りの引っ込んだところにひっそりとありました。
「Comida sana(治す食べ物、つまり「食養」ということ)」と書いてありますね。
これは楽しみです。るんるん
では、さっそくお腹もすいたことだし、注文しましょうね。るんるん

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まずは、注文したのが出来る間に、サービスで「ガーリック・トースト」を出してくれました。
かなりにんにくが利いていますが、バジルも散らしてあり、おいしいです。

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最初に出てきたのは、「キヌア・ア・ラ・ハルディネーラ」、キヌアのお庭と言う名前の1皿です。
名前がかわいいですね。
炊いたキヌアに玉ねぎ、アボカド、人参、ブロッコリー、インゲン、トウモロコシ、冬瓜、赤ピーマン、黒オリーブ、レーズン、それにナッツが入った、暖かいサラダと言うか、ご飯と言う感覚の食べ物です。
よくこんなにいろいろな野菜をそろえたことexclamation×2
ここは標高3830mの町プーノなんですよ。
富士山よりも少し高いところにあるんですから・・・
やはりここでもアンデスの豊かさを感じ、うらやましく思えました。

味は・・・
あっさりの塩味で、もう感動物のおいしさです。もうやだ〜(悲しい顔)

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こちらは「ロモ・サルタード」という、ペルーの国民食のベジ版です。
牛ひれの変わりに大豆蛋白を使っています。
この味付けも絶妙です。
やはりおいしいレストランは、いろいろ頼んでもおいしいですね。

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アボカドのサラダです。
写真では、さっきのキヌア料理と似ている感じですが、全然違うものなんです。
丸ごとアボカドに、中をくりぬいて、いろいろな野菜が詰まっています。
こちらもなかなかの味です。
やはり日本で食べるアボカドよりもずっとずっとおいしいです。
なんせ、「産地」ですからねえ。るんるん

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これは私が頼んだ「アロース・ベルデ」、緑のご飯と言う名前メインディッシュです。
「香菜」のソースでご飯の色が緑色なんですが、ブロッコリー、玉ねぎ、人参、カリフラワー、グリンピース、冬瓜、そして大豆蛋白と、たくさんの野菜たちが入っています。
暖かい食べ物で、標高が高く、少し寒いこの町にはうってつけのメインディッシュです。
味もすごくいいんです。
塩加減もちょうどよく、野菜の味が生かされています。ぴかぴか(新しい)

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最後の極めつけはこれです。
「穀物コーヒー」。
これは、お店でいろいろな雑穀を炒って粉にして、そこに「豆乳」を入れて「穀物カフェオーレ」にした、この店のオリジナルドリンクです。
「デーツ」が入り、甘味もあって、本当においしい絶品でした。exclamation×2
これは素晴らしいです。

私たちが最後のお客だったようで、食べ終わった後に厨房からお店の奥さんが出てきて、ベジタリアン談義に花が咲きました。
どうやって工夫しているのかもいろいろと教えてくださいました。
もちろんチューニョの話も。

私たちは翌日から、チチカカ湖の島に行って2泊して戻ってくるので、
「また来ます」
というと、おじさんが残念そうな顔をして言いました。
「明日からシーズンオフなので、長期休暇にするんですよ。弟がアレキーパ(ペルー第2の都市)に居るので、遊びに行くんだ。」
ですってexclamation×2
うひゃ〜〜〜
それじゃ私たちはどうすればいいの・・・・・ふらふら
シーズンオフと言うのは、宿代は安くなっていいけれど、レストランに困ってしまうではありませんか・・・・
複雑な気分です。
posted by 料理長 at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年アンデス食べ歩き