2009年03月06日

旅行記最終回 「コンドルは飛んでいく」

アンデスの民族音楽で最も有名な曲に「コンドルは飛んでいく」がありますね。
世界中に愛されたこの曲、実は1916年にペルー人の作曲家である、「ダニエル・アロミア=ロブレス」が、自身で採譜した伝承曲のメロディをテーマにして作曲したオペレッタの「序曲」として発表された曲なんです。

滅びたインカ帝国の上空を、優雅に舞う「コンドル」。
この曲から、色々な風景や情景がイメージされるんです。
しかし、この日、そのアンデスの神「コンドル」が私たちの目の前に姿を現すのか・・・・
私たちは固唾を飲んで見守りました。

朝8時くらいから9時くらいまで、「クルーズ・デル・コンドル」の深い谷底を眺めながら、じっと、じっと待っていました。

晴れやがて太陽が空の上に昇っていきました。
すると、谷底から「上昇気流」の風が吹いてくるのを感じました。台風
これはもしかすると、コンドルが飛んでくれるんじゃないかと、期待が膨らみます。るんるん


長い時間(に感じた)が過ぎました。
9時半を過ぎる頃、遠くの空を見上げた一人が指を指して知らせてくれました。

おお〜〜〜「コンドル」だ。exclamation×2

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遠くの空を見上げると、2〜3羽の大きな鳥が輪を描いて舞っているではありませんか。exclamation×2
興奮する見物人たち。どんっ(衝撃)

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しばらくすると、その大きな鳥は10羽ほどに増えています。
すごいっexclamation×2
ちょっと遠いいけれど、アンデスの神「コンドル」の舞が見られました。

しばらくの間「コンドル」は上昇気流に乗り、空高く舞い上がっていきました。

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すると、今度は谷に沿って「滑空」します。
本当に目の前(10mほどの近さですよexclamation×2)を通り過ぎていきました。

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次々に、私たちの目の前を通り過ぎていきます。

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おお〜〜〜っexclamation×2
素晴らしいどんっ(衝撃)
神様が私たちのほうを向いてくれました。揺れるハート

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そして、空高く舞い上がり、私たちのところから去っていきました。
素晴らしい・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんなことが起きようとはがく〜(落胆した顔)・・・・・・・・





帰りのバスの中で、なぜか私は涙が止まりませんでした。もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)
別に悲しいことやうれしいことが特別にあったわけではありません。
そして、めちゃくちゃ感動したと言う実感があるわけでもありません。
それなのに、なぜだか涙があふれてしまいました。

アンデスにかかわっておよそ26年。(私たちが初めてアンデスを旅したのは、今から26年前の1983年です。)
実はコンドルを見たのは初めてでした。
「あ〜〜、やっと神様に会うことが出来た・・・・・」
そんな感動が、じわじわと湧いてきました。




その後、私たちは「チバイ」から「アレキーパ」へと戻り、次の日の夕方、首都の「リマ」に向かう「夜行寝台バス」に乗りました。
そして、リマで荷物を整えて、12月24日の夜遅くに、会津高原のタンボロッジに帰ってきました。

懐かしい会津高原。
そしてタンボロッジ。

翌25日から雪が降り始め、年末の大雪となりました。雪
時差ぼけで体が追いつかず、ふらふら眠い目をこすりながらの雪かきに追われる羽目になってしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)


今回で2008年の私たちのアンデス旅行記は終了します。
だらだらと長い旅行記に、飽きてしまった方もいられると思いますが、読んでくださった方、本当にありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。
だって、本当の旅行期間よりも長くかかってしまいましたからね。モバQ
でも、これからのこの「食いしん坊ののんびりブログ」を、どうぞよろしくお願いいたします。わーい(嬉しい顔)
posted by 料理長 at 16:37| Comment(3) | TrackBack(0) | 2008年アンデス食べ歩き