2009年03月13日

脱気殺菌

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支配人の宮崎の実家から、大きい柑橘の「だいだい」が届きました。
さっそく搾って、果汁を脱気殺菌して保存しましょう。猫


ところで、「脱気殺菌」て何??exclamation&question
と言う質問をよくいただきます。
そこで今日は、「脱気殺菌」のやり方を説明しましょうね。

「脱気殺菌」と言うのは、空気を抜いて、ビンの中を「真空」に近い状態にして、殺菌することを言います。

よく、ラップをかけたご飯を電子レンジで温めると、レンジから出した直後は、ご飯の水蒸気でラップが目いっぱい、それこそ「風船」を膨らませたように膨らんでいますよね。
それがしばらくすると、ラップがしぼんでしまい、今度はまるで「真空パック」した袋詰めのもののように、ご飯にぴったりとくっついているじゃありませんか。

つまり、「水蒸気」がいっぱいの時は、その「蒸気」で空気を追い出してしまうんです。
そして、それが冷めると、「真空状態」となるわけです。

売っている「ジャム」などの瓶詰め製品、開ける時に、「シュッ」ダッシュ(走り出すさま)と音がして、空気が入るのがわかります。
つまり、中は「真空」なんですね。
それを自分でやってしまうんです。
そうすると、かなりの長期保存が出来るんですよ。るんるん

では、搾ったばかりの「だいだい」の果汁を、さっそく「脱気殺菌」の瓶詰めにしてみましょう。
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保存ビンは、熱々の熱湯を入れ、「熱湯消毒」をします。

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中の熱湯をこぼし、よく水分を切ってから、出来たばかりの「熱々の」果汁を入れます。
中身に入れるものは、必ずよく熱を通して、「熱い」状態のものを入れます。

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キャップをビンに軽く乗せ、ビンの肩まで熱湯を入れ、「ぐらぐら」ではなく、時々「ぽこぽこ」と言うくらいの弱火で鍋に蓋をして、煮ます。
煮る時間は、450ccの中ビンで約20〜25分くらい、225ccの小瓶で約15〜20分くらいです。

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時間が経ちました。
火傷に注意しながら、タオルなどでビンを蓋ごとそっと持ち上げて、一気に「ぎゅー」と蓋を閉めます。

後は冷めるのを待ち、「蓋」がなんとなくへこんでいるか確認します。
へこんでないと、空気が入ったことになるので、長期保存は出来ません。


今日も「だいだい」の果汁が保存できました。わーい(嬉しい顔)
これでしばらくは、「酸味」料理はおまかせですよ。ぴかぴか(新しい)
posted by 料理長 at 14:27| Comment(5) | TrackBack(0) | タンボ・ロッジの加工品