2010年04月14日

ミルフイユに挑戦

今までタンボロッジでは、ベーキングパウダーを使わない「マクロビ・シフォンケーキ」とか、同じく「マクロビ・ロールケーキ」とか、同じく「マクロビ・シュークリーム」などを開発してきました。

卵やバターを使わずとも、ここまでできるんだ〜〜〜るんるん

と思っていましたが、実はあと3つ、卵やバターやベーキングパウダーを使わない、マクロビオティック仕様のものを作りたいという夢が私にはあるんです。
その3つとは・・・
@・・「マクロビ・ミルフイユ」
A・・「マクロビ・クロワッサン」
B・・「マクロビ・ポン・デ・ケージョ」

すごい大胆な考えかも・・・たらーっ(汗)たらーっ(汗)


ということで、今日は無謀にも、「マクロビ・ミルフイユ」に挑戦だいっどんっ(衝撃)どんっ(衝撃)

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なんだかクッキーみたいになってしまったもうやだ〜(悲しい顔)
「ミルフイユ」(ミルフィーユ)とは、フランス語で「千枚の葉っぱ」と言う意味なんですが、とても「千枚」ではありませんね。
たった2枚の葉っぱになってしまった・・・・たらーっ(汗)たらーっ(汗)

でも、なんか手ごたえを少し感じました。

よ〜〜〜しexclamation×2また挑戦するぞ〜〜〜手(グー)
posted by 料理長 at 23:00| Comment(4) | TrackBack(0) | マクロなスイーツ

2010年04月12日

Sundayカンナ、partU

昨日の日曜日は、久しぶりに宇都宮にあるマクロビオティック・レストラン「キッチンカンナ」に行きました。
今年から日曜日も営業うするようになったキッチンカンナ。
私たちにとって、今回は2回目の「Sundayカンナ」です。

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日曜日専用のメニュー。
普段の平日では食べられないユニークなランチです。

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春のSundayプレート。
2種類の玄米カリフォルニアロールがメインです。
お〜〜、カリフォルニアロールなんて、超久しぶりに食べました。
おいし〜〜るんるん
「白みそのミネストローネ」も凄く美味しいです。わーい(嬉しい顔)

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これも私にとっては「超久しぶり」に食べる「ハンバーガー」。
もちろん中身は「コーフーバーグ」です。
そしてパンが「自家製天然酵母パン」。
だから、少しもっちりしていて、パンをも楽しめるハンバーガーですよ。るんるん

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「味噌胡麻つけ麺」。
なかなかのお味。
3種類、しっかり2人で食べてしまいました。モバQ
ちょっと食べ過ぎかも・・・・

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さらに「お食事ご注文の方のみのオーダー」と言う殺し文句に誘われて、和風マクロビ・スイーツの「イチゴ大福」にまで手を出す始末。猫
ちょっと反省しながら、ゆっくりと食後のお茶を楽しむ私がそこにいました。犬

なんか、全然反省なんかしていませんよね。
だって前回のSundayカンナの時も、同じことをしているもん。
(こちら)の前回のこの記事がゆるぎなき証拠どんっ(衝撃)
観念いたせ、こら〜〜〜どんっ(衝撃)どんっ(衝撃)

すいませんでした・・・・・


ということで、キッチンカンナのスタッフの皆様、おいしい幸せな時間をありがとうございました。ぴかぴか(新しい)

2010年04月04日

マクロビ・スイーツ用粗挽き米粉発売

ひらめきタンボロッジオリジナルの「ベーキングパウダーを使わないマクロビ・シフォンケーキ」や、同じく「ベーキングパウダー不使用、マクロビ・スピンジ生地」などに使う
「40メッシュ」の粗挽き米粉が発売されました。

無農薬・無施肥の「自然栽培」で「ササニシキ」を作っている、宮城県の「遠藤農園」さんが作りました。ぴかぴか(新しい)

まずは2月中に、私が遠藤農園さんに出掛けて色々と米粉製粉の実験をしました。
その結果、40メッシュの粗挽き米粉が作れるようになったのは、(こちら)で紹介したとおりです。

そして、最近それをネット販売して下さるようになったのですから、大助かりです。

詳しくは、遠藤農園さんのホームページの「人と自然の仲立ち粉」ページをご覧くださいね。



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さあ、みんなで「ベーキングパウダーを使わないマクロビ・シフォンケーキ」を作りましょう。
「シフォンケーキ」のレシピは、(こちら)です。

PS・
遠藤農園さんでは、注文してから米粉を挽くそうで、時間がしばらくかかります。
余裕を持って注文しましょう。
posted by 料理長 at 14:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 米粉のスイーツ&パン

2010年04月02日

トウモロコシの食べ方(2)

今日はアンデスと日本のトウモロコシの食べ方の違いをお話しましょう。

一番の違いというか、決定的な違いは何かと言うと、アンデスでは「未熟」なトウモロコシは、ほとんど食べない、ということなんです。

「未熟」と言うことは何なのでしょうか・・・・
実は、「種」になる前の柔らかいもののことです。
日本で最も食べられているのは「スイートコーン」です。
これは「未熟」なんです。

とうもろこしって、もちろん「種」になりますよね。
でも、スイートコーンとして売られているトウモロコシの粒を植えても、発芽しません。
たとえば「枝豆」が熟すると「大豆」になるのは皆様お分かりだと思います。

実は、日本で食べられている主流なトウモロコシは、この「未熟」なものなんです。


メキシコで昔、実際にあったお話です。

スペインから移住した開拓者たち。
彼らは身近にあるこの地の原産である穀物の「トウモロコシ」を主食にしていました。
開拓者だけでなく、そこにすむ先住民のインディオたちももちろん主食は「トウモロコシ」です。
しかし、開拓者だけがなってしまうある「病気」がはやりました。
なぜか原因がわかりませんでした。
そこでこれを不思議に思った医者が、徹底的に食生活の調査をしたそうです。
それでわかったことがありました。

先住民は「熟したトウモロコシ」を主食にし、開拓者たちは「未熟なトウモロコシ」を主食にしていたそうです。
そしてこの点の食生活を改めると、開拓者特有の病気は無くなったそうです。

ということは、「トウモロコシはなるべく熟したものを食べる」と言うことが一番ですね。

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アンデスの農家の倉庫です。
収穫して太陽に当てて干した「熟したトウモロコシ」が山と積まれています。


実は、すべての作物は、なるべく熟したものを食べたほうが良いようですよ。

日本で未熟のものと言えば、「枝豆」「そら豆」「さやいんげん」などです。

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アンデスでは「そら豆」も種になった「熟したもの」を食べるんです。
種のそら豆は、1〜2日水に漬けておいてから茹でます。
色が緑ではなく、茶色の変わっていきますが、こちらのほうが「未熟」なそら豆よりは断然おいしいexclamation×2
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アンデスの農家でいただいた、「熟した」とうもろこしとそら豆を2日ほど水にふやかしてから炒ったおつまみ。
本当に素朴で美味しい味でしたよ。
どうして日本人はこういうおいしい料理をしないのだろう・・・もうやだ〜(悲しい顔)
とても不思議です。

マクロビオティックでは「陰性」と言われるトウモロコシ。
でも、それは「未熟」なものを食べるということが前提ではないか・・・・と私は思います。
だいぶ古い時代から、日本では「未熟」なとうもろこしが主流であったから・・・・・

歌人の石川啄木の歌に、
「しんとして 幅広き道の 秋の夜の 玉蜀黍の焼くるにおいよ」という歌がありますからね。
昔からこう言う食べ方をしていたんでしょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、熟したトウモロコシって、どうやって食べるの・・・
と聞かれそう。

その答えをアンデスの料理に探してみましょう。

まず一番素朴なのが、先ほど書いた「2日くらい水につけてふやかしたものを炒って食べる」というものです。
そして、
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粉にして使います。
写真左は「タマレス」と呼ばれる、トウモロコシの粉を使った蒸し料理。
右は「ウミタ」と呼ばれる、ちょっと重層で膨らまして甘くした、おやつ感覚のスナック。

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こちらはりんごジュースに香辛料(アニスとクローブとシナモン)を入れて、トウモロコシの粉を入れてとろみをつけた「アピ」と呼ばれるドリンク。

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そしてこちらが「熟したトウモロコシ」の最高のものとたたえられる、トウモロコシのどぶろく「チチャ・デ・ホラ」。
プクプク発酵しているでしょ。
これは「インカ」の時代から、儀礼や行事に欠かせない飲み物だったんですよ。
今でもあちこちで飲むことができるんです。

作り手によって、味が違います。
私も今までさんざん飲みましたモバQが、おいしいものとそうでないものがある・・・・
おいしいものは、微炭酸なので、ビールのようにぐいぐいと飲めてしまいます。
まずいものは、なんだか重くて口が進まない〜〜〜もうやだ〜(悲しい顔)

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こちらは種のトウモロコシを油で揚げただけのおつまみ、「マイス・カンチャ」。
レストランなどでお酒を頼むと、必ず付け合わせに出してくれます。
ポリポリとしてておいしく、癖になりそうで止まらない〜〜〜exclamation×2

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こちらは「マサ・クロカンテ」と言う、まるで春巻のようなおつまみです。
「マサ」は、メキシコの「タコス」のようなもので、トウモロコシの粉に水を入れてこねて、丸めてから伸ばし、中にいろいろ包んで焼いたものです。
これもおいしいっわーい(嬉しい顔)


ということで、未熟なものはなるべく避け、熟したものを食べましょう。

とはいっても、「主食」のするわけではないので、それほど心配しなくても大丈夫ですよ。

それと、「スイートコーン」のような甘いトウモロコシはアンデスには存在しません。
だから、主食のようにたくさん食べることができるんです。
だって、日本の「甘〜〜い」トウモロコシって、1本も食べられないくらい甘いでしょ。

どうして日本のものって、「甘い」方に行ってしまうんでしょうか。
そこまで品種改良しなくてもいいと思うのですけれど・・・・
posted by 料理長 at 10:44| Comment(4) | TrackBack(0) | アンデス・マクロ料理

2010年04月01日

トウモロコシの食べ方(1)

アンデス原産野菜の食べ方シリーズその2。
前回第1弾では、マクロビオティックで嫌われ者のじゃが芋を扱いましたが、第2弾は、「トウモロコシ」を取り上げてみたいと思います。

このトウモロコシも、マクロビオティックの世界では、じゃが芋ほど嫌われてはいないようですが、やはり「陰性」に位置付けられていますね。
でも、アンデス文明は標高が高い所に発達した文明です。
じゃが芋も、原産地は冷涼な気候の場所でした。
こんな冷涼な場所に住む人が、「陰性」のものばかり食べていたのでは、とてもじゃないけれど体が冷え切ってしまいます。
そこで、こちらもじゃが芋同様に、何かそうならない知恵があるのではないか・・・・
そう思うのは私だけでしょうか??

今回はそんな悩みの謎に迫ってみることにしましょう。


ところでトウモロコシはメキシコが原産地と言われています。
アンデスでも相当古くから栽培されていて、インカ帝国の時代には、儀礼に欠かせない大切な作物であったそうです。

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アンデスの斜面の標高3000mくらいのところには、こうしたトウモロコシ畑があちこちに見受けられます。
写真は標高3000m弱のパウカルタンボ川と、その両側に広がるトウモロコシ畑。
こちら側の低いところにある「赤」いものは、「熟したキヌア」ですよ。
そういえば、キヌアもアンデス原産で、標高の高い寒いところを好む植物ですからねえ。

アンデスでは、こうして標高差を利用した農業が盛んに行われています。
もちろん、この山をず〜〜っと山頂まで眺めていくと、山の上のほうは「じゃが芋畑」になっています。
標高が高いところのほうが寒いもんね。
先人のこの知恵には脱帽です。猫

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アンデスの市場で売られているこちらの主力品種の「ホワイトジャイアントコーン」。
これは「もち」系のトウモロコシで、蒸かして食べるととてもおいしいです。
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市場で売られている「蒸かした(茹でた)もちトウモロコシ」。
これ一本で、お腹いっぱいです。
味はもちろん「甘くない」、プレーンなおいしいトウモロコシです。


ここでひとつ面白いお話・・・

トウモロコシは、「もち」と「うるち」があります。
日本の「スイートコーン」はもちろん「うるち」ですよ。

では、明日はペルーのトウモロコシの食べ方と、日本の食べ方の決定的な違いについて、お話ししたいと思います。るんるん
posted by 料理長 at 22:40| Comment(2) | TrackBack(0) | アンデス・マクロ料理