2010年04月01日

トウモロコシの食べ方(1)

アンデス原産野菜の食べ方シリーズその2。
前回第1弾では、マクロビオティックで嫌われ者のじゃが芋を扱いましたが、第2弾は、「トウモロコシ」を取り上げてみたいと思います。

このトウモロコシも、マクロビオティックの世界では、じゃが芋ほど嫌われてはいないようですが、やはり「陰性」に位置付けられていますね。
でも、アンデス文明は標高が高い所に発達した文明です。
じゃが芋も、原産地は冷涼な気候の場所でした。
こんな冷涼な場所に住む人が、「陰性」のものばかり食べていたのでは、とてもじゃないけれど体が冷え切ってしまいます。
そこで、こちらもじゃが芋同様に、何かそうならない知恵があるのではないか・・・・
そう思うのは私だけでしょうか??

今回はそんな悩みの謎に迫ってみることにしましょう。


ところでトウモロコシはメキシコが原産地と言われています。
アンデスでも相当古くから栽培されていて、インカ帝国の時代には、儀礼に欠かせない大切な作物であったそうです。

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アンデスの斜面の標高3000mくらいのところには、こうしたトウモロコシ畑があちこちに見受けられます。
写真は標高3000m弱のパウカルタンボ川と、その両側に広がるトウモロコシ畑。
こちら側の低いところにある「赤」いものは、「熟したキヌア」ですよ。
そういえば、キヌアもアンデス原産で、標高の高い寒いところを好む植物ですからねえ。

アンデスでは、こうして標高差を利用した農業が盛んに行われています。
もちろん、この山をず〜〜っと山頂まで眺めていくと、山の上のほうは「じゃが芋畑」になっています。
標高が高いところのほうが寒いもんね。
先人のこの知恵には脱帽です。猫

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アンデスの市場で売られているこちらの主力品種の「ホワイトジャイアントコーン」。
これは「もち」系のトウモロコシで、蒸かして食べるととてもおいしいです。
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市場で売られている「蒸かした(茹でた)もちトウモロコシ」。
これ一本で、お腹いっぱいです。
味はもちろん「甘くない」、プレーンなおいしいトウモロコシです。


ここでひとつ面白いお話・・・

トウモロコシは、「もち」と「うるち」があります。
日本の「スイートコーン」はもちろん「うるち」ですよ。

では、明日はペルーのトウモロコシの食べ方と、日本の食べ方の決定的な違いについて、お話ししたいと思います。るんるん
posted by 料理長 at 22:40| Comment(2) | TrackBack(0) | アンデス・マクロ料理