2013年01月24日

48時間の休養(1)

11月21日、これから病院の先生の言われたとおりに、48時間の休養をすることにしました。と言うか、「Sahagún(サアグン)」に3泊して支配人の足の様子を見ることにしました。

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病院から帰ったら、時間はもうお昼です。晴れ
お腹すくのは待ってくれません。たらーっ(汗)
特に、今日は色々とあったから、精神的にも疲れたし・・・・猫
もちろん支配人は歩けないので、私が町に出て、パンやオリーブやら、食べられそうなものをを買ってきました。
ホテルの部屋で、それをいただきます。!!

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暇な私は町中の探検です。
どこにどんなおっ店があるか、とか、ずっと買い食いばかりしていられないので、ホテルのそばにレストランはあるかなどなど・・・・

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さて、夕食の時間です。
ホテルから30m程の所の、一番近いレストランへ行きました。
支配人はペンギン歩きで、ストックを使いながら、そろりそろりと歩きます。

さて、レストランで、私は久しぶりにビールをビール、療養の身である支配人はミネラルウォーターを注文しました。

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少し歩けてそれがうれしい支配人。
前菜のカボチャのクリームスープを前に、にっこり。わーい(嬉しい顔)
美味しいですか?。
もちろん!!。

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メインディッシュは久しぶりにご飯ものです。
「Arroz tres sabores」、三つの味のご飯、
三つの味とは、「卵」、「ハム」、「エビ」のことみたい。

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デザートはと言うと・・・・
支配人はついつい「ヨーグルト」を頼んでしまった・・・・・exclamation×2
これですよ、例のやつ・・・どんっ(衝撃)
だからやめた方がいいと言ったのに!!。

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私は、よく考えて「Tarta de whisky(タルタ・デ・ウィスキー)」、つまり、ウイスキーのケーキです。
ウイスキー入りカラメルソースがかかった、アイスケーキです。
ホイップクリームまで付いています。

同じセットメニューなのに、デザート、違いすぎじゃないの、これ。
こちらを頼んだ私はうれしい!!。
支配人は「ぶつぶつ・・・」・・・ちっ(怒った顔)
だから〜〜ヨーグルトなんかやめた方がいいと言ったのに・・・・

これでパンもセットになって、€8.5だから、まあ仕方ないね、支配人さん。

支配人、病院へ行く

11月21日(晴れ)。朝起きてみても、支配人の足痛は収まっていません。仕方なく、この日はタクシーでここから16Km先の少し大きな町「Sahagún(サアグン)」の病院まで行くことにしました。

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朝、出発前のアルベルゲ(巡礼者用宿泊施設)の部屋。
この先どうなるのか、不安が募ります。

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支配人を背負ってBARまで移動。
軽い朝食後に、マスターに「やはり足が痛いので、病院に行きたいからタクシーを呼んでください。」とお願いしました。
タクシーは「Sahagún」から来るので、30分かかると言います。
マスター(写真右の人)に電話代を払おうとすると、「いらないよ!!。」ですって。どんっ(衝撃)
またしても地元の人に助けてもらっちゃいました。モバQ
本当にみんな親切で、うれしいです。もうやだ〜(悲しい顔)

やがてタクシーがやって来ました。
支配人を背負って助手席に乗せます。
BARのマスターがそれを見て、
「あなたは馬だ。」と冗談を言いました。
わははは〜〜わーい(嬉しい顔)
なんだか不安が少しまぎれて、ホッとする一幕でした。

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タクシーはゆく〜〜。車(セダン)
3週間ぶりに乗り物に乗ったぞ〜〜。
なんだかうそみたいです。
16Kmなんて、あっという間!!どんっ(衝撃)
文明の利器って、すごいな〜〜。

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さて、病院に着きました。
待合室で不安そうな支配人。

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先生がやって来ました。どんっ(衝撃)
診察が始まります。あせあせ(飛び散る汗)
もしかかとの骨が「疲労骨折」でもしていたら、それこそしばらく車椅子です。たらーっ(汗)
それが一番心配だったけれど、レントゲン撮らないから、違うと思い、少しは安心しました。ぴかぴか(新しい)
やがて、足をテーピングして固定します。

先生は言いました。
48時間休養が必要です。
それから、痛み止めの薬を処方するから、薬局へ行って買って、飲むように。
休まず歩いたのが原因のようです。

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痛々しい支配人の足。
でも、歩けないということはなく、足首を固定して、真っ直ぐに立っていれば痛みは走らないようです。

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私は実は病院に行く前に、タクシーでホテルに連れて行ってもらい、荷物をおろしてチェックインしておきました。
ですから、診察が終わると、病院から近いホテルに、なんとか腕を抱えながら歩いて行くことができました。

休養する支配人。
なんだかまだまだ痛そうですね。ふらふら

*スペインは医療費が無料の国です。
この時、受付でお金を支払おうとしたら、「無料だ」と言われ、きょとんとしてしまいました。
巡礼者に手厚いのかとこの時は思ったのですが、後でバルセロナに住む友人に聞いたところ、誰でも無料なんだそうです。
高度先進医療や特殊な個人病院と歯医者以外は無料・・・・
もちろん外国人もですって。
なんでも、悪くなったらスペインに行けと周辺国から言われているらしい・・・
最近スペインは財政が破たんしそうな国なので、この医療費について、国会でも問題視されているらしいですけれど・・・・

歩けない!!

きびしかった「メセタの台地」が終わります。皆に追い抜かれて、それでもゆっくり歩く私たち。

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皆が出発した後、のんびりお昼を食べた私たちは、メセタの台地の最後の道に、出発しました。

ああ、また単調な道・・・・
誰もいない静かな道。
静かに風が吹きわたる道。
数え切れないほどの巡礼者がたどった道。
歴史に刻まれた道。

そんな道を私たちはたどっています。

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やった〜〜!!。手(チョキ)
「Calzadilla de la cueza(カルザディージャ・デ・ラ・クエッサ)」の町が見えました。
私たちは17Kmの最後を歩き切ったのです。

「少し足が痛い・・・・」と支配人が急に言い出しました。ふらふら
泉のある町の入口で少し休憩します。

この先6Kmで「Ledigos(レディーゴス)」と言う町があり、さらに3.5Km先に「Terradillos de los templarios(テラディージョス・デ・ロス・テンプラリオス)」と言う町があります。
みんなはTerradillos de los templariosまで行くと言っていました。

さて、どうするか・・・・たらーっ(汗)

あと6Kmなら歩けそう・・・と支配人。
ではゆっくりと歩くことにしましょう。

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しかし!!どんっ(衝撃)
ついに「もう駄目(*_*;」。
まださっきの町から2Kmしか歩いていません。

今までは、左足の甲が腫れていただけだったけれど、今度は左足のかかとが痛いらしい・・・・
「もう荷物はもてない・・・」
と、痛そうです。ふらふら

さて困った!!。
2Km引き返すか、さらに4Km進むか・・・・

ストックを使ってゆっくり歩くならば、4Kmは歩けそうと言うので、次の「Ledigos」まで行くことにしました。
もちろん私が荷物を背負います。・・・と言うか、自分の荷物が背中にあるので、前に背負うしかないんですが・・・・

そして、やっとの思いで「Ledigos」の町に着きました。わーい(嬉しい顔)
さて、アルベルゲ(巡礼者用宿泊施設)はやっているでしょうか・・・・・
やっていてね・・・と祈るような気持ちでアルベルゲを目指します。

アルベルゲの入口に、「Abierto」(開いている)と張り紙があり、先の角をまがったBARへ行くようにと書いてありました。
ほっ、本当なのか???。
と思いつつも、BARまで来ると、中に人がいるではありませんか!!。
やった〜〜〜!。るんるんるんるん

BARから入り、チェックインをします。
アルベルゲには他に3人の巡礼者が泊まっていました。
フランスから来た2人と、スペイン人1人です。

相部屋だと、一人€5,二人部屋だと一人€7、どちらにするか?・・・
と聞かれ、即座に2人部屋と答える私。
だって、たった一人€2アップで個室ですからね。

荷物を置いて、ベッドに横になると、支配人のかかとは「激痛」が走り、トイレに行くのもままになりません。
私が背負って連れて行きましたよ。

でも、足が痛く、歩けなくなってしまうのは、突然やってくるものなんですね。
これがあの17Kmの真ん中辺りだと思うと、ぞっとしてしまいます。たらーっ(汗)たらーっ(汗)
所々で、「どうして??」と思うような、行き倒れになった巡礼者の十字架を見ましたが、その訳が分かったような気がします。
もしこれが一人で歩いていたならば・・・・
そして、最後に歩いていたならば・・・・

私たちは確かに最後だったけれど、2人で歩いていたことに感謝しました。

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その日の夜は、そこのBARで食べました。
BARスペースの奥に、食堂スペースがあり、そちらでいただくことに。
そこまで支配人を背負う私。
結構重いな〜〜!!。たらーっ(汗)たらーっ(汗)

BARでワインを飲んでいた地元のお客さんが、支配人を背負う私を見て、ドアを開けてくれました。
やっと食堂の椅子に座って、夕食をいただくことに・・・

選択肢はあまりありません。
前菜はいつもの通り、ミックスサラダです。手(グー)
トマトが多いです。
人参にアスパラ・・・
美味しいですよ〜〜。

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そしてメインディッシュはと言うと、選択肢がありませんでした。
つまり、これしかないと言うことです。
「Huevos frito con jamon(ウエボス・フリット・コン・ハモン)」・・・ハム入り目玉焼き。どんっ(衝撃)
もちろんイベリコ豚の生ハムですが・・・・

しかし、疲れた体にはとてもおいしく感じられましたよ。
田舎料理ですが、精いっぱいのメニューだと思います。
もちろんパンもたくさんいただきました。

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しかし!!どんっ(衝撃)デザートがこれまたすごい!!。

選択肢は、例のプリンと、フルーツしかありません。
プリンはまずもって、「ぷっちんプリン」間違えないと思ったので、フルーツを頼むと・・・・

私は「洋梨」を・・・・

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支配人は「リンゴ」を・・・・

こらあ〜〜〜パンチ
こんなのずるい・・・・

と言う出し方ですよね。
少しくらい皮を剥くなり何なりして、飾ったらいかがでございましょうかねえ・・・・。


これまで支配人は一晩寝れば、足の痛いのは回復していたので、明日の朝まで具合を見て、今回はだめなら医者に行くしかありません。
さて、どうなるか、なんだか心配でよく眠れなかった私・・・・・

メセタの台地、終わる

11月20日(火)晴れのち曇り。今日で厳しかった「メセタの台地」が終わります。しかし、最後の最後に、何と17Kmも無人の荒野(麦畑しかない)を歩かなければいけないのです。途中に村の一つでもあれば助かるけれど、17Kmともなると、お昼の食料を持っていかなければいけません。さらに悪いことに、途中に「泉」がない!!。と言うことは、水もいつもより多めに持ち歩かなければいけません。

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このところ、32.2Km、21.3Km、32Kmと、立て続けに長距離を歩く羽目になってしまっていたので、ふらふら今日は本当は10Km程度でおしまいにしたいけれど、「何もないメセタの台地の最後っ屁ダッシュ(走り出すさま)」とばかりに17Kmもの無人地帯を歩かなければいけません。たらーっ(汗)たらーっ(汗)
つまり、最低でも17Km歩かないと、町や村はおろか、家さえないんですから・・・・あせあせ(飛び散る汗)
さあ、気合入れて出発しましょう。

Carrión de los condesのアルベルゲ(巡礼者用宿泊施設)を出発し、まずは町のBARで朝食をとり、いよいよ無人地帯へと繰り出します。
朝は少し霧が出ていました。

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なっ、なんと!ひらめき!、私たちが一番最後だと思っていたら、もう一つのアルベルゲに泊まっていた、韓国人たちやゴンちゃん、2輪車を引いているフランス人などが一斉にあとからやって来ました。

まさかまた会えるとは思っていなかったので、感激です。もうやだ〜(悲しい顔)
韓国女性たちと支配人。
みんな、出発地点のフランスの「サン・ジャン・ピエ・ド・ポル」から抜かれたり追いついたりを繰り返していたメンバーですよ。
一堂にそろうなんて、素晴らしい!!。
しかし、これが本当に最後になってしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)
またどこかで会えるといいね!!。
良い巡礼を・・・・・

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2輪車を引いているフランス人と大輔君です。

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そして、足の遅い私たち・・・・
追いつけません。

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ああ!!、皆行ってしまった・・・・・

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私たちのお昼は、少しのパンとこの「ポンせん」です。
お昼近くに、道の脇にベンチがある休憩できる場所があり、私たちが着いたころ、皆はもう食べ終わる頃でした。

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へっへっへ、また追いついちゃったもんね。猫
支配人の前に居るのは、なんと!!、自宅から歩き始めたと言うスイス人の女性です。
自宅から目的地まで、2000Kmもあるんだって!!。がく〜(落胆した顔)
800Kmでひいひい言っている私たちとは、ケタが違いますよね。どんっ(衝撃)
すごいです。
尊敬してしまいますよ。

そして、ここで会うのがたぶん本当に最後だと思うからと、韓国の女性から、ポンせんとパンしかもっていなかった私たちは、チョコレートをいただいてしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)
いつも本当に皆に良くしていただいて、感激!!。
私たちも頑張ります。!!
おーい、みんなー「Buen camino!!」(良い巡礼を)・・・・