この記事は、私たちが11月24日から12月11日まで、韓国と九州に出かけた時のことを、後から書いたものです。
私達の韓国食べ歩きと九州里帰りが合体した今回の旅行も、ついに帰る日がやってきました。

(-_-メ)
12月10日(水)、この日は支配人の実家のある宮崎県日向市から高速バスの乗り、福岡へやってきました。
ここで1泊し、翌日南会津に帰ります。
その最後の食べ歩きとして、福岡に来ると必ず行く、とてもおいしい精進料理のレストラン「
花ふさ」さんへ、お昼のコースを頂きに出かけました。
花房さんへ私達が初めて行ったのが、2009年の4月。もう5年以上も前になるんですね

。

さて、まずは前菜盛り合わせです。

写真一番手前のオレンジの四角いものから時計周りに、「人参とカリフラワーのテリーヌ」、「マッシュしたサツマイモのコロッケ」、「味付け巻き湯葉」、「オータムポエムの胡麻味噌和え」、「牛蒡と蓮根の煮物」です。
どれもおいしく、ほっとする味。

なんだかこのお店の料理、いつも思うのですが、料理の原点に返ったような、懐かしく安心できる味がします

。

湯葉入りのお吸い物。
このお店の真骨頂は、なんといってもおいしい昆布出汁。
それは、土鍋で65℃を保ちながら、10時間もじっくりとった、しかも最高級の「羅臼昆布」を使ったという、最高級の出汁なんです。
本当に幸せの味!!

。

「焼き胡麻豆腐」です。
胡麻豆腐を焼いてあります。

初めて食べましたよ、焼き胡麻豆腐を。
おいしいもんですねぇ。

「大豆蛋白&小麦蛋白のハンバーグ、ブロッコリーとほうれん草のソースかけ」です。
柔らかいハンバーグ、これもおいしいですよ。
精進料理のお店でハンバーグとは・・・

・
しかし、違和感ないです。
しっかりと和食と調和しています。

これはご飯のおかずのお漬物です。

そして「雑穀ご飯」。

メインのおかずがこの「野菜鍋」。
カボチャと人参のピューレがトッピングです。
それを混ぜていただきます。
やっぱり寒い時の鍋は最高!!

。
御飯もお代わりしちゃった!!

。

デザートは、カボチャのムースです。
あ〜〜、すべて満足です。
やはり「花ふさ」さん、里帰りの時には必ず寄りたいお店です。
おいしかったなぁ〜〜。

この日、私達の隣で食べていたグループの方たちが、「台湾」の方で、しかも「素食」(台湾式ベジタリアン)の方たちだったんです。
台湾の「素食」は、「スーシー」と発音するのですが、宗教上のことから来たベジタリアン食なので、「三厭・五葷」を食べません。「三厭」とは3つの獣のことで、要するに「2本足の鶏肉、4本足の豚や牛などの肉、そして魚類」のことを言います。それは別にベジタリアンで対応できるのですが、「五葷」を避けるのは難しいですね。「五葷」とは、主にネギ科ネギ属の植物であるネギ、ラッキョウ、ニンニク、たまねぎ、ニラのことです。
これは「陰陽思想」に基づいた考え方です。
その台湾の方が言うには、日本に来て、食べるところを探すのが大変だそうです。
「花ふさ」さんは対応して下さるので、とてもうれしいといっていました。
そして、今度台湾へ来たら、遊びにおいで〜〜という話になって、ベジ談議で盛りあがりましたよ。
写真の方は、「陳さん」という方で、名前と住所と連絡先を教えていただいちゃいました。
そういえば台湾の文字は「漢字」だから、韓国のハングル文字の世界へ行ってきた私達にとっては、「読める!!」。
近々台湾へも行きたいなぁ〜〜〜。というか、絶対に行きますよ!!

。