2015年06月18日

朝食はお粥

この記事は、私が6月1日から12日まで、韓国と九州に出かけた時のことを、後から書いたものです。

6月9日(火)の朝になりました。、
前の日に皆と合流して夕食は豪華な精進料理を食べに行った私達。
お腹一杯だったけれど、そこはやはりベジタリアン料理だけあって、翌朝はお腹すっきり!!。
この日は「韓国伝統菓子研究所」へ、米粉のお菓子を習いに行く日なのですが、「腹が減っては頭の回転も鈍る」なんて言い訳をしながら、朝少し早目に「明洞(ミョンドン)」にある、化学調味料を一切使わず、国産素材にこだわったお粥専門店に食べに繰り出しました。

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お店は、地下鉄の明洞駅のすぐ近くにありました。
「香苑」と書いて、「ヒャンウォン」と呼びます。
大きな「粥」という文字で、すぐに見つけられましたよ。

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まず、松岡さんが頼んだのは、「松の実のお粥」。
写真では、ただ白濁しているだけでよくわからないですね(笑)。
これはご飯と松の実をすりつぶした滑らかなお粥です。
最初の一口を食べたときは、??という印象だったけれど、食べ進むうちにコクと香りがわかり、とてもさわやかでおいしかったと松岡さんは申しております。
私も一口もらいましたが、一口だけだと最初の??という印象だけなので、次の機会があったら食べてみたいです。

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私と熊田さんは「黒ゴマのお粥」。
これは深みのある味でとてもリッチでおいしいです。
こちらもお米と胡麻をすりつぶしているお粥。
なんでも黒ゴマは「白髪」に良いというので、最近白髪が目立ち始めた私は、真っ先にこれを注文しちゃったもんね。(笑)

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一番豪華な「健康粥」。
高麗人参とアワビときのこたっぷり、卵の黄身まで入っているお粥です。
これは精力付きそう。

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こんなに大きなアワビが入っていますよ。

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お粥と共に出てきた「おかず」。
これは一皿一人分です。
黒いのは、酸味のある海苔のつくだ煮、アミの甘露煮と、白菜キムチとイカのキムチともやしのナムルの3種皿。

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サービスに付いてきたのは、卵焼きじゃなくて、卵白焼き。
多分「健康粥」に黄身を使ったので、余った白身で作ったのではないかと想像しました。

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朝倉さぁ〜^^ん、がっついていますね(笑)。
posted by 料理長 at 20:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 韓国食べ歩き

精進料理レストラン「マジ」

この記事は、私が6月1日から12日まで、韓国と九州に出かけた時のことを、後から書いたものです。

6月8日(月)、ソウルで合流した私達。全部で5人のメンバーになりました。
予約してあるホテルに荷物を置いて、時間も夕方になったので、初日のディナーとして予約しておいた精進料理(Templefood)のレストラン「マジ」さんへ伺いました。
このお店は、ソウル市の真ん中を流れる大きい川「漢江」の南、「江南(カンナム)」と呼ばれる地域にあります。
私達は観光に便利な漢江の北に宿泊しているので、地下鉄に乗って出かけました。
この日は初日ということもあり、テンプルフードだけれど、ちょっと豪華なメニューの予約をしてあるので、とても楽しみです。♪♩ ♫♬〜♪〜

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さあ、「マジ」に着きましたよ。
すべてハングル文字の看板ですが、左側にある黄緑色の立て看板にアルファベットで「MAJI」と書いてありますからね。
「マジ」は、漢字で「摩旨」と書きます。
これは仏教の用語で、仏や菩薩にお供えするために、真心をこめて作った御馳走のことをそう呼んでいます。

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まず、お茶が出てきた後にサラダが出てきました。
ゆず風味のリンゴをすりおろしたドレッシングがかかっています。
このドレッシング、とても美味しい!!。

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「九節板(クジョルパン)」とつけだれ、塩味が効いていないお粥が出てきました。
クジョルパンは、韓国の伝統的な宮廷料理で、お祝いなどの特別な時に食べる高級料理なんですよ。
本来は錦糸卵や海鮮、ナムルなど8種類のものと、真中にそれを包んで食べる、薄く焼いた丸いクレープのようなチヂミ(ミルチョンビョン)とを合わせて9種類、というものなんです。
今回はテンプルフードだから、もちろん全部ベジ。
周りの8種類はすべてナムルです。
下の左側から時計周りで、「人参」「大豆たんぱく」「ビーツ」「ピーマン」「黄色のパプリカ」「赤いパプリカ」「大根」「おかひじき」でした。
これ、ミルチョンビョンに巻いて、たれをつけて食べると、もう本当においしいです。

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さて、みんなで、いただきま〜〜す。!!(^O^)/
あっ、朝倉さん、フライング!!
もう食べ始めちゃったよ(笑)。

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オーガニック高級マッコリも頼みました。
ピンク色なのは、五味子(オミジャ)入りのマッコリだからですが、オーガニックのものはとても美味しい!!。
さあ、再会を祝して、乾杯!!。(^O^)/

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キムチ3種です。
左から「きゅうりのキムチ」「青菜の水キムチ」「梅のキムチ」。
梅のキムチは初めて食べました。
コチュジャンに使う梅シロップを作った後の梅のように思いました。
甘辛でとても気持ち良い味です。

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おかずプレートです。
真中が「シイタケの酢豚風」。一番下のアルミホイルに入っているのが「ピーナッツ、ヒマワリの種、レーズンなどの金山時味噌和え」。
そこから時計周りに「カボチャの揚げ物」、これは甘辛の味で、魚っぽくすら感じました。
次は「つる人参のコチュジャン和え」、これ私大好き!!(笑)
その次は「きのこのエリンギ」。
真上が、ちょっと苦味のある「高麗人参」。
その右は「エゴマの葉の醤油漬け」。
次は「アカザ科の野菜のおひたし」。
最後は「大根の梅酢漬け」。
実はこの説明、私が食べた感覚で書いているので、もしかしたら違うかもしれませんが、こんな印象のおかずでした。(笑)
カボチャの揚げ物と真ん中のシイタケが特に私のお気に入りです。(^O^)/

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そしてご飯ものは・・・・
ハスの葉に包んで蒸したご飯。

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ご飯は白米ですが、もち米で、おこわ的な食感でおいしい!!。

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超豪華な韓国式鍋「神仙炉(シンソンロ)」。
これも宮中料理が発祥のいわば「韓国式寄せ鍋」で、様々な食べ物を一つの鍋て食べることから、団結を固めるための食べ物だそうです。
そして、韓国料理は、5色の色合いを大切にするということで、いかにベジタリアン料理であっても、その色合いを大切にして、本当に見た目の美しい料理になっていますね。
これは真ん中の穴が「煙突」の役目をして、下からアルコール燃料で火を焚いているのですが、鍋全体が均一に暖かくなって、とても美味しくいただけます。
次第に煮詰まってくるのですが、横にポットが置かれ、そこに継ぎ足し用のスープが入っています。
ここではベジ仕様だから、「マッシュルームスープ」を使っているそうですよ。
食べ進むほどに煮詰まってスープの味が濃くなり、味わいが深くなっていきます。味の変化をも楽しめる秀逸な鍋なんですね。

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ここでこのお店のオーナーさん登場。
最初から料理の説明をいろいろとしてくださっていましたが、オーナーさん自ら「神仙炉」を盛り付けてくれました。
しかしこのオーナーさん、今回の旅で最初から一緒だった朝倉さんに何となく似ていませんか??。
朝倉さんを一回り膨らましたような(笑)とても良い感じのお方で、なんだか喋り方も身のこなしも似ていて、オーナーさんを見ながらほくそえんでいたわたくしでした(笑)。

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固めの自家製豆腐にキムチ!!。
こんな組み合わせもGood!!

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お腹一杯だけれど、最後の最後に出てきたのは、黒い色の「葛入り冷麺」。
甘辛味でしこしこしていて、本当においしい!!。
チッネンミョン(葛冷麺)と言うそうです。

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最後のデザートは・・・・
左から「素焼きのような蓮根チップス」、シロップに漬けて軽く焼いた「なつめ+松の実」、「スイカ」、「胡桃入り干し柿」。
大満足のコースでした。
朝倉さん似たオーナーさんの「Maji Templefood」さん、、とても美味しかったですよ。
また次に韓国に着たら必ず寄りますからね。
よろしくお願いいたします〜〜。(^O^)/

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来たときは明るかったけれど、2時間半もかけてゆっくりとごちそうを食べていた私達。
帰る頃には夏至に近い長い日もとっぷりと暮れて、あたりは夜の帳が下りていました。

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ホテルまでの帰り道、地下鉄の駅を一つ余計に乗りすぎてしまった私達。
でもまあ夜風にあたりながら、一駅くらい歩きましょう。
ライトアップされた「弘化門」がとても幻想的で美しかったです。
こうして合流一日目の夜は更けて行きました。
posted by 料理長 at 13:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 韓国食べ歩き