2016年12月23日

驚きのアマゾン料理

この記事は11月1日〜12月18日まで、私たちが南米のアンデス諸国を食べ歩いた時のことを後から記事にしたものです。

11月4日(金)、ペルーの首都リマの「Mira flores」地区で、高級アルパカ製品を買ってしまった私たち。(笑)
そこから歩いて少し行ったところにある、前から行きたかったアマゾン料理のお店でお昼を食べることにしました。
翌日から標高の高い、過酷なアンデス旅行が控えているからね、今日は思い切り食べるんだ・・・・(笑)
本当はここで思い切り食べてはいけないんですけどね。
標高が高くなるということは、消化機能も低下してしまうので、少食にしなければいけないんです。
でもまだ海の傍にいるからね、夕食から減らせば何とかなるかなぁ(指差し確認左言い訳)

お昼を食べたのは、「amaZ」というアマゾン料理のレストラン。
このレストランはうれしい事に、ベジタリアンの選択肢があるんですよ。
旅行前に調べておいたんだから。(自慢)
さて、どんなアマゾン・ベジ食が食べられるのか、本当に楽しみです。

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レストラン「amaZ」はなんと、ヒルトンホテルの隣にありました。
高級そうだけれど、入りましょうね。

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18品も出るしっかりとしたベジの米ドルで100ドルを超えるコースメニューもあったけれど、実はこの日の朝、意地汚くも日本食の朝食をお腹いっぱい食べてしまった私たち。
そんなに食べられないよな〜〜、アラカルトで行くか!!と思っていたら、2人前から頼めるベジのコースを発見!!。
これだと2人前で270ソーレス(1ソーレス約32円)だから、だいぶリーズナブルですね。
では私たちはこれを行ってみましょう。
そして友人のYさんは、別にベジタリアンではないので、肉の入ったものも頼んでみました。

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まずは薬味が出てきました。
ピリ辛の唐辛子ソースが3種類。
唐辛子は原産地が3つあり、メキシコ、アンデス、そしてアマゾンなんですが、それぞれに独自の進化をしているので、ペルーには非常にたくさんの種類の唐辛子が存在しているんですよ。
一番左のは、「Ají amazónico」というアマゾンの唐辛子のソース。
真ん中が「Aji charapita」という木立唐辛子のソース、
そして一番右がアマゾンの唐辛子の酢漬け。
辛いのが少し苦手な私は、唐辛子の風味を見分ける前に辛くて何もわからなくなってしまいました。(笑)

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まずは前菜の「Cebiche naturar」から。
「セビッチェ」はアンデス諸国には必ずあるメニューの一つですが、国によって味がかなり違います。
その違いもまた楽しいですが、必ず魚介類を使うというのが約束です。
しかしこのメニューはベジ。そこでこのプレートは、アマゾンの野菜や植物をたくさん使ったセビッチェになっていました。
パルミット(ヤシの新芽で、まるで筍とアスパラを混ぜたような食べ物です)、揚げバナナ、アボカド、トマトなど、それに香菜(パクチー)かけてあり、ちょっとアジアチックだったりします。
酸味(レモン系)が効いた前菜ですよ。

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こんな風に揚げバナナが入っていました。
甘味があって、とてもおいしいです。

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「Revolcon amazonico」です。
Revolconというのはどうやら英語で「タンブル」というような意味らしいです。
石が転がって丸くなった様子なんでしょうか?。
そんな盛り付けのサラダです。
上の麺類みたいなのは、「チョンタ」というヤシの芯を、まるで干瓢のようにスライスしたものです。
シャキシャキした食感で、私はとても大好き!!。
アマゾンで採れる食材の一つです。
そしてこちらも揚げバナナ、アボカド、ピーマン、パルミットなどが入っています。
アマゾン料理だなぁ〜〜。

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ねっ、こんな感じですよ。

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「Empanada yuca rellenas de verduras」、野菜入りユカ芋のエンパナーダ。
ユカ芋とは「キャッサバ芋」のこと。
実は「タピオカ」の原料となるキャッサバ芋はアマゾン原産です。
それをエンパナーダ(パイ包み)の皮に使っているんですね。
皮は揚げていることもあり、シャキシャキしているけれど、とてももっちりしています。
日本人ならきっとみんな好きだろうなぁ〜〜という感じですよ。
中身は次の写真をどうぞ。

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中には大きなフレッシュな葡萄と野菜が入っていました。
ターメリック味でとてもいける味ですよ。
もう一個食べたいくらい。(笑)

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これはエンパナーダの一種みたいですが、ただ揚げてあるようにも思えます。
店員さんによく聞いてみると、甘くない未熟なホワイトジャイアントコーンをすりつぶし、トウモロコシの粉で揚げたものらしいです。
中が白くてクリーミーでおいしいです。

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ほら、白身の魚みたいなクリーミーさですよ。

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こちらは「Tacacho」(タカチョ)、熟した加熱用バナナを焼いてからつぶして団子にし、そこに味付けした豚肉などを入れた、アマゾンの行事食です。(真ん中のもの)
これは肉を食べるYさんが頼みました。
手前とその奥は、豚の皮をから揚げにしたものです。
私は肉じゃない部分を一口頂きました。
やや甘くて少し塩味、なんだか不思議な食べ物です。
2005年のアンデスの旅で、アマゾンのお祭りでこれを食べたっけなぁ〜〜。
懐かしい味がしました。

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ここでさらに薬味が出てきました。
玉葱やトマトと混ざって、アマゾンのフルーツが入っています。(黄色い四角いやつ)
一瞬「マンゴー」かと思いましたが、これは「ココナ」という名前のアマゾンの「柿」みたいなフルーツです。
少しココナッツ味がし、コリコリとした独自の食感がたまりません。

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「ココナ」の実物です。
厨房からわざわざ持って来て見せてくれました。

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これは「鶏肉料理」を頼んだYさんのプレート。
器がかわいくて、写真を撮っちゃいました。

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「Farofa de Platano」、これはローストしたキャッサバの粉(Farofa)に加熱用の少し熟したバナナを入れて、玉ねぎなどと痛めた、アマゾンやブラジル特有の、ご飯などにかけたり、つまみにする薬味みたいなものです。
これと一緒に次に出てくる料理と頂いてもよし、そのまま食べてもよし、香ばしくて少し甘くて、私は大好きな味です。
なんだかアマゾン風ベジ・パルメザンチーズのよう(笑)。

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ターメリックの効いたバナナ入りの野菜煮です。
煮ているとも炒めているともつかない感じでしたが、何ともエスニックな味。
前に出てきたパルメザンチーズのような粉を振りかけて食べるととてもおいしいです。

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これはすごいメインディッシュ。
「Patarasha de hongos y callampas」、良く分からない名前ですが、どうやら魚のようなキノコと木耳のようなキノコの名前みたいですよ。(想像です)
「Bejao」(ベハオ)という大きい葉っぱに包まれた、まるでちまきのような料理。
マッシュルームとアマゾンの藻類、キャッサバ芋などが入っています。
藻類はコリコリしていて、まるで木耳です。
そして、この葉っぱがオーブンで焼いていると、葉の中からから油が出てくるので、焦げ付かずにとても料理がおいしくなるんだそうです。
不思議なアマゾンマジックですね。

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「Arroz al palillo con castañas」、直訳すると、「栗入りターメリックご飯」です。
でもその「栗」が、日本人のイメージとは違う、アマゾンの木の実のようですよ。
でもとてもコリコリとしていて、おいしいご飯です。

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キャッサバ芋のフレンチフライです。
シンプルだけど、粘り気があって、私はジャガイモのフレンチフライよりも好み!!。

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いよいよスイーツです。
アマゾン・フルーツの入ったシャーベット3種類。
「カムカム」(ピンク色)、「グアバ」、それとココナッツの仲間の少し渋みと酸味のあるフルーツのシャーベットです。(名前を聞いたけれど、メモするの忘れました。ぽりぽり)

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そして最後にスイーツもう一皿。
真ん中のロールケーキは「キャッサバのロールケーキ」。
粘りのある伊達巻の感じです。
そしてアイスクリームがホワイトジャイアントコーンのアイス。
こちらもトウモロコシの風味でとてもおいしいです。
茶色い粉は、ローストして細かくしたカカオとコーヒー豆。
とても風味があるアマゾンスイーツを堪能しましたよ。

もうお腹いっぱい、さて翌日からは過酷なアンデス旅行ですからね。
気を引き締めて、高山病に負けないように旅をしなければいけません。
posted by 料理長 at 13:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 2016年アンデス食べ歩き