2017年01月06日

絶景のアンデス越え(2)

この記事は2016年11月1日〜12月18日まで、私達が南米アンデス諸国を食べ歩いた時のことを後から記事にしたものです。

11月11日(金)、遥かアンデスを越えてアマゾン川の町「Pomabamba」へ前日にやって来た私たち。
しかし日程の都合で、もうこの日はワラスに戻らないといけません。
ちょっとはアンデスの超田舎の町でのんびりしたかったんだけどなぁ〜〜。
しかし、この町からはなんと!!、ワラスへ直行バスが一日に何本かあるんですよ。
そのバスで、昨日通って来たアンデス越えの絶景ルートとは別の、もう少し道の良い絶景ルートを通ってワラスへと戻ることにしました。
ワラスまでの所要時間はバス会社で聞いたところによると、わずか8時間!!。
これは本当ならば、昨日の苦労はウソみたいです。(笑)

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朝のポマバンバのアルマス広場。
私たちの泊まった宿は、この写真の右に移っている茶色いビルの「Hostal」です。
この日もよく晴れ渡り、絶景を眺められるという期待感に興奮気味です。

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バス会社の前で。
ワラス行きのバスは、朝8時のが訂正され、7時45分発になっていました。
なので、7時半くらいにやってきた私たち。

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この小さめのバスでワラスへと向かいます。
なんだかかっ飛んでいきそうな面構えのバスに笑ってしまいました。
きつい登りでエンジンが過熱しないように、エンジンルームが開いていますよ!!。

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バスは定刻にポマバンバを出発しました。
運転手の若いお兄ちゃんは、予想通りにかっ飛び運転!!。
昨日来た、ピスコバンバまでの悪路をもかっ飛びます。
おかげで内臓がひっくり返りそう!!。(笑)
昨日買っておいたパンも食べられないくらいですよ。
車窓風景も、ほとんど写真がぶれてしまいましたが、何とかこの1枚は助かりましたよ。
遠く氷河の山が見えるピスコバンバへの道。
昨日の満員のコレクティーボののんびり運転に比べて、なんと!!30分も早く着いたではないですか!!!。
もう少しゆっくり行ってくれないかなぁ〜〜。

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ピスコバンバを過ぎ、昨日バスを探した「Llumpa(ジュンパ)」という町というか、集落が見えてきました。
昨日は悪路に疲れ切って、写真さえ撮りませんでしたからね。(笑)

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Llumpaを過ぎ、道は遥かな雪山を目指して進みます。
相変わらずの未舗装の悪路です。
こんな風景を見ていると、いったいいつ山越えになるんだろうか・・・と気が遠くなってしまいます。
遥かなるアンデスの悪路!!。

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やがて時間が相当経ち、「Chacas(チャカス)」という町までやって来ました。
アルマス広場と教会が美しい!!。
この町はこの地域の中心的な街で、歴史ある建物も多く、1泊しても良いくらいの町なんですよ。

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バスはチャカスの町を過ぎ、いよいよアンデス越えに入ります。
のどかな畑と農家の後ろには、氷河を戴く「Copa(標高6188m)」が聳えています。

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双耳峰のCopa(左側)と、「Hualcán(標高6122m)」(右側)が谷の奥に聳えています。

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バスは次第に高度を上げていきます。
やや雲が出始めたとはいえ、まだまだ氷河の山が良く見えますね。
この山は「Ulta(標高6122m)」です。

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「Ulta」が間近に迫って来ました。
もう少しで峠のトンネルです。

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バスの中は、標高も高くなり、空気も薄いのでみな静かに景色を楽しんでいる様子です。

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氷河の雪解け水が滝のようになって落ちてきていました。
この水は遥かアマゾン川を下り、大西洋に注ぐと思うと、悠久の旅を感じてしまいます。

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この峠道、なんと「Chacas」の町から舗装されているんです。
バスはこちらの山越えを選ぶはずですね、道が断然良いですから。
それにしても日光のいろは坂顔負けの九十九折れの坂道が続きます。

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もう道は氷河のすぐそばを通るようになってきました。
あの山は「Contrahierbas(標高6036m)」ですが、なんだか間近に感じられますね。
すぐにでも登れそう!!。(絶対に私では無理ですけどね)

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氷河の下を通るトンネル(標高4736m)と抜けるとすぐに、くぐったばかりの「Ulta(標高5875m)が本当に間近に見えました。
あと標高差1000mくらいであの山頂なのだから、すぐに登れそうですよ〜〜。
でもバスの中でも息が苦しいです。(笑)

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そして前日さんざん眺めたペルー最高峰の「Huascaran(標高6768m)」がまるで屏風のように堂々として見えてきました。
右側に見える山は標高6354mの「Chopicalqui」です。
前の日見たのとは反対側から見ているので、左右逆に見えていますが、裏側からのワスカランも本当に風格がありますね。

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標高6354mの「Chopicalqui」。

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どうもバスがオーバーヒート気味になってしまいました。
エンジンを冷やすために少しここで休憩が入ります。
すごいラッキー!!、こんなビューポイントで休めるなんて、とてもついていますよ。
それに天気は快晴だし。
これで文句を言ったら罰が当たります。(笑)
道が舗装されて快適なため、高所恐怖症の支配人もにっこりです。

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舗装道路のため、バスはあっという間に降りてきました。
牛がのんびりと草を食むのどかな光景が広がります。
そしてバスは、予定の8時間よりも1時間半も早くワラスの町に着きました。
かっ飛んだ若い運転手のおかげですが、少々怖かったです。
バス、オーバーヒートで壊れなくてよかったなぁ〜〜。
posted by 料理長 at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 2016年アンデス食べ歩き