2008年02月17日

チューニョ料理(その2)

今日は、特に良く黒くなったチューニョを使い、スープを作ってみました。

どうもチューニョは、元のじゃが芋の品種によって出来上がりの感じが少し違います。
今回の「良く黒くなったチューニョ」は、北海道で「無農薬・無施肥」栽培の草分け、「秋場さん」のじゃが芋を使いました。
P2023014-1.jpg
水に戻すと、こんな感じです。
なんだか昔よく見かけた「鯨肉」みたいな感じです。
「鯨肉」は、最近ではほとんど貴重品ですが、昔は「一番安い肉」なので、よく小さい頃に食べた思い出があります。(この話をすると、年齢がばれてしまいますね。猫

P2023022-1.jpg
さて、「チュッペ・デ・チャイロ」と言うアンデスのスープのベジバージョンです。
このスープは、実はアンデスの豊かな食文化の象徴のようなスープなんですよ。

現地のオリジナルの中身は、「チューニョ」「じゃが芋」「押し麦」「カボチャ」「人参」「そら豆」「玉ねぎ」にんにく」「オレガノ」「豚のモツ」などを入れます。

なぜこれが豊かな食文化かと言うと、もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、日本でこれを、すべてそろう旬の季節に作ろうと思うと、出来ないのです。
そら豆は旬は5〜6月頃、人参は春と秋〜冬、カボチャは7月〜9月など、ばらばらです。

アンデスは、狭い地域のすごい標高差があるので、実はこのすべてのものを一緒の季節に作れるんですよ。すごいっがく〜(落胆した顔)
つまり、このスープは、アンデスのすべての気候帯の作物をごった煮にしたスープだったんですね。

タンボロッジでも、そんなに季節の違ったものをそろえることが出来ないので、今回はあるものだけを入れてみました。
そら豆の変わりは、ちょっと色が黄色くなってしまいましたが、「青大豆」にし、「豚のモツ」の代わりには、こんにゃくを冷凍し、脱水したものを炒めてから「燻製」にした、タンボロッジ特製「ベジモツ」を使いました。

comida37-1.jpg
こちらは現地、ペルーで食べた(飲んだ)「チュッペ・デ・チャイロ」です。
実にいろいろと入っていますよね。
アンデスの食文化の豊かさには、いつも感心してしまいます。
すばらしいぴかぴか(新しい)
この記事へのコメント
質問です!
チーニョはいつ頃までありそうですか?
食べたい!食べたい!食べたい!
とりあえず雪のあるうちにもう一回お邪魔したいのですが、それまであるのかな?
Posted by 中年爆走族 at 2008年02月17日 23:45
中年爆走族さん、こんにちは。
どひゃ〜〜!!
チューニョ食べたいコールですね。
でも、安心してください。
今日からまたさらに40Kgのじゃが芋を仕込み始めましたから。
だから、当分の間楽しめますよ。
Posted by 料理長 at 2008年02月18日 11:52
こんにちわ。
アンデスの方は、一日で日本の四季ほどの変化の中に生きて、体は大丈夫なのでしょうか?
元気ですか?
それに対応した体になっているのでしょうか・・?
私なら、一日でダウンしてしまいそうです。。(^ー^;
Posted by mercur at 2008年03月11日 17:06
mercur さん、こんにちは。
それはもちろん大丈夫ですよ。
彼らは大変強い体と心を持っています。
そして何よりも、自然とともに生きているんですから。
日本人も、昔は暖房がしっかりしていなかったので、寒さに強かったみたいですよ。
だって、平安時代なんか、雪が降ると庭の景色がきれいなものだから、扉を開け放ち、和歌を読んで楽しんだとか・・・
今なら「早く閉めろ」と怒られてしまいそうですね。
Posted by 料理長 at 2008年03月11日 21:38
確かに・・。
「早く閉めて!!」という自信があります・・;

寒さの中の美しさをも楽しめる心の余裕が欲しいものです・・
Posted by mercur at 2008年03月13日 09:51
そおそお、その通りですね。
今は「ガラス」と言うものがあり、開け放たなくても外の景色、見えるもんね。
たぶん自分も「早く閉めろ」派だと思います。
Posted by 料理長 at 2008年03月13日 11:56
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