2009年01月04日

昼食&温泉へ

11月10日になりました。
ワンカイヨに戻った私たちは、お昼までのんびりし、昼食後にここから車で約2時間ほどいったところにある温泉に行くことにしました。いい気分(温泉)
この温泉は、いかにも「アンデスの秘湯」といった風情のある温泉です。

でも、その前にまずはお昼ご飯を頂くことにしましょう。
この日に行ったレストランは、このワンカイヨの町で一番古い老舗のレストランレストラン「オリンピコ」です。
ここは別にベジタリアンのレストランではありませんが、トラディショナルな「ペルー料理、ワンカイヨ料理」が食べられるんです。
ですから、「お肉」や「お魚」が入っていない料理を選べば、卵、乳製品OKの「ラクト・オボ・ベジタリアン(Lacto-Ovo Vegetarian)」の食事はので、気おつけて注文することにしました。

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これは前菜の「タマール」。
トウモロコシの粉を使い、蒸しパンのような感じの前菜です。
トウモロコシの皮に包んで蒸し上げる料理で、ペルーを始め、アンデスのあちこちで見かける、いわば「屋台料理」の代表格の食べ物なんですよ。

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これはやはりペルー名物、「パパイヤジュース」です。
パパイヤ100パーセント、とろみがあり、とてもおいしいです。
やはり標高の低い熱帯地方から持ってくるのですが、それが車で数時間で行けちゃうんですよ。
アンデスの豊かさを感じるトロピカルジュースですね。

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これは「ウチュクタ」と呼ばれる、アンデス独特の「薬味」です。
生の辛い唐辛子(ロコトというものを使います)を「バタン」と言う名前の原始的な石臼ですりつぶし、トマトや玉ねぎ、塩を入れたものなんですが、これがとても料理にあっていて、おいしいんですよ。

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こちらはワンカイヨの名物料理「パパ・ア・ラ・ワンカイーナ」という、茹でたじゃが芋の上に、クリーミーなソースをかけた料理です。
玉ねぎとにんにくと黄色い唐辛子「アヒ・アマリージョ」を炒め、牛乳とカッテージチーズを入れ、塩、胡椒で味をつけたソースをかけていただきます。
この料理は、ワンカイヨ出身のある女性が、ワンカイヨ近くの鉱山の食堂で、過酷な労働をしている労働者のためにカロリーの高い、しかも手近に手に入る材料で作ったのが最初だといわれています。
今ではペルーはおろか、ボリビアやエクアドルまで広がり、さながら「アンデスの郷土料理」となっています。

でも、さすがに「老舗レストラン」、歴史と地の利が生かされて、めちゃくちゃおいしいです。
このレストランの「パパ・ア・ラ・ワンカイーナ」は、私は世界一おいしいと思っています。
ワンカイヨに来たならば、やはり無理をしてでもこれをたべなっくっちゃ。

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これは「エンサラダ・デ・ルッサ」(ロシア風サラダ)という名前のサラダです。
何のことはない「ポテトサラダ」に「ビーツ」(西洋赤カブ)が入っているというものなんですが、どうもこの「ビーツ」を入れるから、「ロシア風」らしいです。
ビーツって、「ボルシチ」などのロシア料理によく使いますからね。
でも、ビーツ好きの私にはこたええられません。わーい(嬉しい顔)

さてさて、お腹も満たされたところで、温泉に行くことにしましょう。
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やってきました「アンデスの秘湯」。
この温泉、実は有名な女優「シャーリー・マクレーン」が書いた小説「アウトオンアリム」のシーンに出てくるんですよ。
彼女がスピリチャルな体験を求めて、ペルーを旅行した際に、実際に入ったことがあるらしいんです。

場所は、ワンカイヨから北上したところに「ハウハ」(Jauja)という町がありますが、そこからさらに「ラ・オロヤ」(La Oroya)という鉱山町に向かう途中の、「マンタロー川」の岸辺にあるんです。
地図はこちらを見てくださいね。

では、さっそく入浴しましょうね。いい気分(温泉)
何せ、前回のワンカベリカの温泉は、とてもぬるくて悲惨な思いをしたので、今回はよっくりと温泉を楽しもうと思います。。

でも、本当にシャーリーの小説にある通りの素朴な温泉です。
天井の明り取りの窓が少し壊れていて、そこから太陽のまぶしい光が線になって注いでいます。
マンタロー川のゆったり流れる音と、温泉のお湯が流れ出る小さい音、そして風の音しか聞こえません。
ゆったりとした時間が流れていきました。

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静かな温泉にひと時です。
そんな静けさの中、私たちのはしゃぐ声がやけに大きく聞こえてしまいます。

ペルーでは、温泉は「個室風呂」を除いて、水着を着て入るのが常識です。
だから、水着を着ていますから、目をそむけずに見てくださいね。

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ここの泉質は「炭酸泉」ですが、温度が少しぬるい(33度くらい)ので、「シュワシュワ〜〜」と炭酸が湧いてきます。
太陽に光に照らされて、なんとなく「炭酸」の泡がお分かりいただけるでしょうか。
33℃というと、低いような気がしますが、体の冷えているところは温められ、逆に火照っているところは冷やされて、とても気持ちがいいんです。
まるで自分がそこの空気になってしまったかのように錯覚してしまいます。
静かな風が吹いていきました。

この泉質の温泉は、何でも日本と、ドイツと、ここペルーの世界3箇所にしかないという風に、現地の人が言っていました。
本当かどうかは疑問ですが、かなり貴重な温泉ということができるでしょう。
ちなみに日本では、九州の「長湯温泉」のラムネ温泉がこの温泉とそっくりな泉質でした。

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温泉のあとは、裏を流れている「マンタロー川」の岸辺で、みかんを食べてくつろぐことにしましょうね。
あ〜〜気持ちよかった〜〜〜わーい(嬉しい顔)
最高で〜〜〜す。
ペルーに来てよかったな〜〜手(グー)
posted by 料理長 at 11:42| Comment(17) | TrackBack(0) | 2008年アンデス食べ歩き
この記事へのコメント
はじめまして。
シャーリーマクレーンが本に書かれた鉱泉に行きたくて検索してこちらへたどり着きました。
ハウアに着いてからどのように行ったらいいのか詳しい場所を教えていただきたいのですが
メール差し上げてよろしいでしょうか?
よろしくお願いします。
Posted by rie at 2009年03月29日 17:18
rie さん、こんにちは。
メールは、公にはやっていません。
私的にのみ、細々とやっているだけですので、ご容赦願います。

ハウハ(ハウアではありません)からの行き方は、ハウハの町の広場の近くから、「ジョクジャパンパ」(Llocllapampa)行きのコレクティーボ(乗り合いのミニバス)が出ています。
それに乗り、「アグアス・テルマレス」で降ろしてくれと伝えておくと、ちょうど温泉のまん前で降ろしてくれます。
記憶によると、ハウハからは大体30〜40分くらいかかったと思います。
Posted by 料理長 at 2009年03月30日 21:28
こんにちは。コメントのお返事ありがとうございました。メールの件、失礼いたしました。了解しましたので、また質問させていただきたくコメント差し上げます。
シャーリーが入った鉱泉をネットで探しているときに他のHPで紹介されていた鉱泉と料理長様が上記記事にUPされているお写真とで鉱泉の形も景色も違っているのですが、上記記事にUPされている(お二人で入浴されている)お写真がその鉱泉と理解してよろしいのでしょうか?
Posted by rie at 2009年03月31日 14:37
さあ〜〜〜
どうでしょうか・・・・・
私は「ジョクジャパンパの近くの温泉」という情報だけで行ってみたので、正確なところはわかりかねます。
Posted by 料理長 at 2009年04月08日 22:07
料理長様
調べたところ、あのあたりには温泉がたくさんあるようですね。
参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
Posted by rie at 2009年04月10日 18:07
こんにちは!
来月単独でペルーを旅します。
南米は初めてで、少しビビっています。
ペルーでは、どうしてもジョクラパンパに行きたいと思い、検索していてたどり着きました。
写真を拝見する限り、とても牧歌的なところに見えるのですが、外務省の海外渡航危険情報を見ると、この辺りって危険地区になっていますよね?
実際はどうお感じになりましたか?
また、ジョクラパンパの村はブッキングコムで予約できる宿がないのですが、泊まるところはありそうでしたでしょうか?
実際行かれた方は少ないとおもうので、教えていただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。
Posted by yumchoco at 2016年03月20日 16:30
yumchocoさん、コメントをありがとうございます。
「ジョクラパンパ」ではなく、「ジョクジャパンパ」と発音します。
私が旅行したのは、2008年なので、その時の感じでいえば、まったく平穏で、牧歌的な場所でした。
現在がどうなっているかは分かりません。「宿」についてですが、ブッキングコムなど、大きなネットサイトで予約のとれる宿はペルーでは大きいホテルか、観光地のホテルに限られます。
小さな田舎町では、宿があるとしても、飛び込みで泊まるか、ない場合もあります。
ジョクジャパンパにはあったかどうか、記憶にありません。
もしなかったら、このジョクジャパンパの街に行く起点になる「ハウハ(Jauja)の街は大きいので、宿がある程度あるので、そこを起点にしてみても良いですね。
乗り合い路線バス(コレクティーボ)で30分くらいでいけますから。
行き方については、上の投稿のコメントをご覧ください。
Posted by 料理長 at 2016年03月21日 12:03
料理長様
お返事ありがとうございます!
実際に行かれた方の感想を伺えて心強いです!
質問した後旅行記や食べ歩きの記事も読ませていただきました。
ジョクジャパンパに行く前、サンフランシスコ村にいる予定なので、プカルパからワンカイヨ行きのバスの会社のこともわかり、とてもとても参考になりました!
ワンカイヨのオリンピコでパパアラワンカイーナも食べて来ますね!
良い旅をして、ペルー好きになって、料理長さんとお話しできるようになるといいな。
では行ってきます。(まだ先ですけど)
Posted by yumchoco at 2016年03月21日 12:58
yumchocoさん、返信をありがとうございます。
私も今年の11月〜12月に45日ほどペルーに行きます。
かなりのペルー好きなので、気に入ってくれる人が増えるととてもうれしいです。
どうぞ楽しい旅行をしてくださいね。
ペルー料理も楽しんで来てください。
Buen viaje
Posted by 料理長 at 2016年03月23日 13:48
こんにちは!
今オリンピコにいます!
高級レストランですね(~_~;)
タマールがありませんでしたが、パパアラワンカイーナ食べました。
明日いよいよジョクジャパンパ行きます。
ペルー満喫してます!
Posted by ヤムチョコ at 2016年04月19日 03:10
ヤムチョコさん、ペルーを満喫していますね。
素晴らしいです。
是非旅行のお話を聞かせてくださいね。
コメントをありがとうございます。
Posted by 料理長 at 2016年04月19日 22:01
こんにちは!
今アヤクーチョにいて、今晩のバスでクスコに行きます!
ジョクジャパンパ最高でした!
鉱泉がたくさんあるので、この写真を見せて、ここにも連れて行ってもらいました。
ジョクジャパンパにはタクシーがないので、役場?の人が車持ってる若者に掛け合ってくれて、30ソルであちこち回ってツアーをしてくれたんです。
面白かったです。
アヤクーチョでは昨日唐突にパレードが始まり楽しみました。
南米って感じでした!
Posted by ヤムチョコ at 2016年04月23日 21:27
ヤムチョコさん、レポートをありがとうございます。
楽しい旅行をされているようで、うれしいです。
アヤクーチョからクスコまでは、山道で、未舗装道路ばかりだから、かなり体力的にきついですが、楽しい旅行をしてくださいね。
Posted by 料理長 at 2016年04月24日 11:57
ありがとうございます(^O^)/
アヤクーチョからクスコまでのバスで、なんと後ろの席に座っていた女の子たちが逮捕されました!
途中、ドカドカ警察が突入してきて、全員身分証明を提示させられて。
今日は急きょマチュピチュ行きました!
明日の夕方の便でリマに行って、夜中の便で帰るので、それまでの間にchoco museoでチョコレートのワークショップ受けてきます。
いろいろありがとうございました!
Posted by ヤムチョコ at 2016年04月26日 12:09
ヤムチョコさん、ひえ〜〜、色々なことがあるんですね。
さすがに私もそこまではなかったです(笑)。
しかし、楽しい旅をされているようで、とてもうれしいです。
こちらこそありがとうございます。
Posted by 料理長 at 2016年04月26日 12:24
こんにちは(^∇^)
ペルーから帰ってきてますがまだペルー気分が抜けません。
今回の旅の私目線の動画を作ってみたのでよかったら見てください。

https://youtu.be/lMRMhaiB7wo

ブログも書き始めてるので、次回ご案内しますね!
Posted by Yumchoco at 2016年05月06日 20:51
Yumchocoさん、お帰りなさい。
楽しい旅をされたようで、うれしいです。
動画、見ましたよ。
素晴らしいです。
私も早く行きたくなってしまいました。
ありがとうございます。
Posted by 料理長 at 2016年05月06日 22:12
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