スークレの町からおよそバスで2時間ほど行ったところに、「タラブコ」という町があります。
タラブコ族(先住民)が多く住んでいる町なんですが、ここの「日曜市」は規模が大きく、有名です。
で、さっそく出かけてみることにしました。

やってきました「タラブコ」の町。

町の中心の広場は、日曜市でにぎわっていました。
派手な布がいっぱい売られています。

地元の人も、こんなにきれいな民族衣装でおめかしです。

こちらは「おまじないセット」。
お祈りをする時にお供えします。

食堂街の賑わいです。
日曜市だけあって、たくさんの人が来ているんですね。
まだ午前10時半だというのに、この賑わいですよ。
びっくりしました。


こちらでは、中華なべなどで「揚げ物」をしたりしません。
こんな四角い鍋を斜めにして、少ない油で揚げ物をするんですね。
まねしちゃいたいアイデアです。


食材売り場は地元の人でにぎわっています。
しかし・・・・
売り手のおばさんの足元に置かれたものに目をやると、びっくり


こんな、「白いインベーダー、Ajinomoto」が置かれていました。
こんな内陸部のボリビアの山の中まで進出していたなんて・・・・・(絶句)


こちらは「コカの葉」売りのおじさんです。
いっぱいありますねえ。
こちらの人には必需品なんですよ。

マイクを使い、「ココアパウダー」を売るお兄さん。


織物売り場には、きれいなお姉さんが暇をもてあまし、小さな「織り機」で織物をしていました。(左)
そして、すごく細かい「タラブコ族」の織物も、いっぱいありました。(右)
この織物、本当に素晴らしいです。
ついつい、もって帰ることを考えずに買ってしまいました。
でも、大事な「お宝」になってくれるでしょう。

先日書かれていたルイス・リコですが、尊敬している音楽家の一人でラパスでライブを観ることができました。あの歌声を聴いているとまたボリビアに行きたくなってしまいます。
タラブコの織物を買ってきた一人なんですね。
織っているところを見ていると、本当によくここまでやるな〜〜!と感じてしまいます。
素晴らしいですね。
そして、ルイス・リコを知っているんですね。
渋いですよ、これって。
私も大好きです。
初めて彼の歌を聴いたのは、何と26年も前、ラパスの今はなき「ペーニャ・ナイラ」でなんです。
それからというもの、レコードやCDを買い、愛聴しているんです。