2009年03月06日

旅行記最終回 「コンドルは飛んでいく」

アンデスの民族音楽で最も有名な曲に「コンドルは飛んでいく」がありますね。
世界中に愛されたこの曲、実は1916年にペルー人の作曲家である、「ダニエル・アロミア=ロブレス」が、自身で採譜した伝承曲のメロディをテーマにして作曲したオペレッタの「序曲」として発表された曲なんです。

滅びたインカ帝国の上空を、優雅に舞う「コンドル」。
この曲から、色々な風景や情景がイメージされるんです。
しかし、この日、そのアンデスの神「コンドル」が私たちの目の前に姿を現すのか・・・・
私たちは固唾を飲んで見守りました。

朝8時くらいから9時くらいまで、「クルーズ・デル・コンドル」の深い谷底を眺めながら、じっと、じっと待っていました。

晴れやがて太陽が空の上に昇っていきました。
すると、谷底から「上昇気流」の風が吹いてくるのを感じました。台風
これはもしかすると、コンドルが飛んでくれるんじゃないかと、期待が膨らみます。るんるん


長い時間(に感じた)が過ぎました。
9時半を過ぎる頃、遠くの空を見上げた一人が指を指して知らせてくれました。

おお〜〜〜「コンドル」だ。exclamation×2

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遠くの空を見上げると、2〜3羽の大きな鳥が輪を描いて舞っているではありませんか。exclamation×2
興奮する見物人たち。どんっ(衝撃)

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しばらくすると、その大きな鳥は10羽ほどに増えています。
すごいっexclamation×2
ちょっと遠いいけれど、アンデスの神「コンドル」の舞が見られました。

しばらくの間「コンドル」は上昇気流に乗り、空高く舞い上がっていきました。

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すると、今度は谷に沿って「滑空」します。
本当に目の前(10mほどの近さですよexclamation×2)を通り過ぎていきました。

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次々に、私たちの目の前を通り過ぎていきます。

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おお〜〜〜っexclamation×2
素晴らしいどんっ(衝撃)
神様が私たちのほうを向いてくれました。揺れるハート

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そして、空高く舞い上がり、私たちのところから去っていきました。
素晴らしい・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんなことが起きようとはがく〜(落胆した顔)・・・・・・・・





帰りのバスの中で、なぜか私は涙が止まりませんでした。もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)
別に悲しいことやうれしいことが特別にあったわけではありません。
そして、めちゃくちゃ感動したと言う実感があるわけでもありません。
それなのに、なぜだか涙があふれてしまいました。

アンデスにかかわっておよそ26年。(私たちが初めてアンデスを旅したのは、今から26年前の1983年です。)
実はコンドルを見たのは初めてでした。
「あ〜〜、やっと神様に会うことが出来た・・・・・」
そんな感動が、じわじわと湧いてきました。




その後、私たちは「チバイ」から「アレキーパ」へと戻り、次の日の夕方、首都の「リマ」に向かう「夜行寝台バス」に乗りました。
そして、リマで荷物を整えて、12月24日の夜遅くに、会津高原のタンボロッジに帰ってきました。

懐かしい会津高原。
そしてタンボロッジ。

翌25日から雪が降り始め、年末の大雪となりました。雪
時差ぼけで体が追いつかず、ふらふら眠い目をこすりながらの雪かきに追われる羽目になってしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)


今回で2008年の私たちのアンデス旅行記は終了します。
だらだらと長い旅行記に、飽きてしまった方もいられると思いますが、読んでくださった方、本当にありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。
だって、本当の旅行期間よりも長くかかってしまいましたからね。モバQ
でも、これからのこの「食いしん坊ののんびりブログ」を、どうぞよろしくお願いいたします。わーい(嬉しい顔)
posted by 料理長 at 16:37| Comment(3) | TrackBack(0) | 2008年アンデス食べ歩き

2009年03月05日

アンデスの神様「コンドル」

12月18日、いよいよこの旅のクライマックスがやってきました。(今まででも十分楽しんできましたが・・・)
果たして、アンデスの神様「コンドル」を見る事ができるでしょうか??

今は「雨季」に入っています。
山の高いところには、白い雪が積もっています。
雨が降ると、谷間に「上昇気流」は起こりません。
「上昇気流」がなければ、コンドルは空高く飛ぶことが出来ないんです。
ですから、ひたすら晴れ晴れることをお祈りして、前の日に床に就いたんです。

いよいよ、朝になりました。
この日はかなりの早起きです。
朝6時の気温はなんとたったの5℃。
寒ったらーっ(汗)たらーっ(汗)

さあ、「コルカ渓谷」へ出かけましょう。

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チバイを出てまもなく、遠くの空に晴れ間が覗いてきました。
これは期待が膨らみます。グッド(上向き矢印)

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段々畑の深い渓谷を眺めながら、バスは進みます。
素晴らしい雄大な眺めですね。
自分の小ささがよく理解できちゃいますねえ。

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途中の眺めのいい所でチバイの民族衣装を着て、みやげ物を売る家族に出会いました。
すごくきれいな民族衣装ですね。
全て手仕事の刺繍ですよ。
この民族衣装も、一度は見てみたかったものの一つです。
それが見れたので、とてもラッキーでした。るんるん

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やがて、「クルース・デル・コンドル」と呼ばれる深い渓谷に着きました。
ここではかなりの確立で、コンドルが飛んでいるのを見られるそうです。
深い谷の片隅に、そのための「展望台」が作られていました。

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本当に深い谷です。
写真を撮っている場所から、この谷底までは、なんとexclamation×21500mもの深さがあるんですって。
そして、谷底から、谷の向かいの山の頂上までは、なんとexclamation×23000mもあるそうです。
すごい深い谷なんですね。
こんなすごいところに「コンドル」は住んでいるんです。
「コンドルが住んどる」なんちゃってモバQ
駄洒落を言っている場合ではありませんね。
何しろ、コンドルはインカの時代より以前から、アンデスでは「神様」なんですから。

コンドルについて、少しお話をしましょう。
コンドルは、なんとexclamation×280年もの年月を生きるそうです。
人間並みの寿命です。
そして、世界で一番大きい鳥で、体長が1.5mくらいあり、羽を広げると、2mにもなるそうです。
体重はおおよそ12〜15kgあり、7000mの高さまで飛ぶことが出来るんだそうです。
さらに、つがいになったコンドルは、一生その相手を変えないと言います。
そこが人間と違うところでしょうね。(コンドルのように、変えない人も多いですが。)
そして、「猛禽類」なので、肉食なんですが、死んだ動物しか食べないそうです。
つまり、生きている動物を襲ったりしないんですね。
本当にこれはまさしく「神様」としか言いようがありません。
これを聞いただけで、なんだか感激してしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)

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近くの村に住むおばちゃんたちが、コンドルを見に来た人たちにおみやげ物を売ろうと、集まってきました。
まるで「通勤」と言った感じで、ローカルバスから「わらわら」と、大きな荷物を抱えて降りてきました。

さあ、これで役者はそろいました。
果たして「アンデスの神様」のコンドル様は、姿を見せてくれるでしょうか?
この続きは明日をお楽しみに。
posted by 料理長 at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年アンデス食べ歩き

チバイ温泉

チバイの町から、歩いても30分位の所に、いい温泉があるんです。いい気分(温泉)いい気分(温泉)
30分以上入らないほうがいいというほど効き目があるそうで、あちこちから「湯治」にやってくる人もいるとか聞きました。
やはり私たちは日本人ですから、温泉と聞いたら目がありません。
さっそく行ってみることにしました。るんるんるんるん

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温泉の施設の中に入ると、源泉から直接引いた、熱〜〜いどんっ(衝撃)お湯が流れ出していました。
すごいっexclamation×2
これはよさそうですよ。わーい(嬉しい顔)
だって、ペルーでは、結構ぬるい温泉もあるから、今までに何回か「寒〜い台風」思いをしたことがあるからです。
今回も、ワンカベリカの温泉で、やられてしまいましたからねえ。ふらふら

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こちらは一番大きいプールです。
結構温かいので、うれしいな〜〜〜わーい(嬉しい顔)

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もっと温度が高いのは、室内にある小さめのお湯です。
ちょうどよい温かさ。
体が温まります。いい気分(温泉)
たまらないな〜〜
極楽極楽〜〜ぴかぴか(新しい)

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源泉の温度が高いので、「蒸気サウナ」まであるんですよ。
あ〜〜気持ちいいですう〜〜。揺れるハート
posted by 料理長 at 13:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年アンデス食べ歩き

チバイでバイキング

チバイについた私たちは、バイキングのレストランに行きました。
アンデスの寒村と言う風情のチバイの町ですが、「コンドル」を見に来るツアーがたくさんあるので、こうしたレストランがあるんだそうです。
確かにバイキングにしておけば、自分で選べるので「ベジタリアン」の人も、普通食の人もOKですからね。

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すごいいっぱいのご馳走が並びます。がく〜(落胆した顔)
どれを選ぼうか、迷ってしまいますね。
レストランの人に、ベジメニューを聞いて、選んで食べました。

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おおっexclamation×2これは「白チューニョ料理」ではありませんかexclamation×2
やはり標高3600mの町だけあって、チューニョが根付いているんですね。
これは「スクランブル・チューニョ」です。
おいしいですよるんるん
たくさんお皿に取っちゃいました。モバQ

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こんなに色々と盛ってきました。
これを3回も繰り返しちゃった〜〜〜、えへへへへ〜〜わーい(嬉しい顔)
自分は結構大食いなんだと実感しました。モバQ

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キヌアのスープです。
スープと言うよりは、濃厚なキヌアクリームと言う感じです。
甘くすればスイーツにもなりそう。
これはぜひ日本に帰ってから、まねして作ってみたい料理です。ぴかぴか(新しい)

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こちらが本物のスイーツです。
丸いものは、ペルー名物の「ピカロン」というカボチャとサツマイモのドーナッツです。
アニスとシナモンの味が利いています。
とてもおいしいので、時々タンボロッジでも作っているデザートの一つです。
posted by 料理長 at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年アンデス食べ歩き

2009年03月04日

チバイへと向かう

12月17日になりました。
今日は、標高2325mの「アレキーパ」から、再び4800mの峠を越えて、標高3600mの「チバイ(Chivay)」と言う町に向かいます。
地図はこちらを見てね。
アレキーパ(地図には「アレキパ」と書いてあります)からだいぶ上の、「Chivay」と書いた場所です。

今回の最後のアンデスの旅となるんですが、なぜまた「チバイ」かというと、アンデスの神様「コンドル」を見に行こうと言うわけです。
この「チバイ」の町から谷を下ると、すごく深い「カニョン・デ・コルカ」と言う渓谷に出ます。
そこに「コンドル」の営巣地があり、かなりの確立で見られるそうなんです。

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朝のアレキーパのアルマス広場を見下ろすバルコニーで、私たちは朝食を食べました。

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こんなバルコニーが広場を取り囲んでいます。

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朝食は「コンチネンタル」でした。
パンと珈琲とフレッシュジュースとジャムが付いてきます。

さて、チバイに向けて出発です。
今回は、バスローカルバスでも行けるところなんですが、途中にすごく景色のいい場所もたくさんあるので、ツアーバスに乗ることにしました。
やはりツアーは楽チンですね。
きれいな景色のところで止まってくれるし・・・・
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アレキーパの後方にそびえる、まるで富士山のような山「ミスティー」。
なんと標高は富士山より約2000mも高く、5822mもあるんですよ。
すごいっがく〜(落胆した顔)

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標高4000mの大地に登ってきました。
野生の「ビクーニャ」がたくさん見られます。
この「野生のビクーニャ」からは、超高級な毛糸が取れるんです。

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こんなに近くから見れるんですよ。exclamation×2

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かわいい「アルパカ」の子供です。

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標高が高く、水と草が生えているところでは、こんなにたくさんのアルパカが放牧されているんです。
アレキーパは「アルパカ・ウール」の産地なので、こんな風景があちこちで見られるんですね。

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「ビスカチャ」というウサギに出会いました。
このウサギは、太古の昔からいる種類のウサギで、岩場にじっとしているんです。
色も「岩」と同じなので、なかなか見つけられないと言います。
耳が長く、なんだかピカチュウみたいわーい(嬉しい顔)

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チバイの町が、はるか谷の下に見えてきました。
ここまでおよそ4時間ほどかかりました。

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チバイの町は、「アンデスの寒村」と言った風情の町です。
今日はこの町に泊まって、近くのいい気分(温泉)温泉に行ったりしてくつろぎます。
そして明日の朝早くに、いよいよこの旅のクライマックス、アンデスの神様の「コンドル」を見に行きます。
果たして見ることが出来るでしょうか・・・・
posted by 料理長 at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年アンデス食べ歩き

アレキーパのベジレストラン

アレキーパの中心の「アルマス広場」から数ブロックほど歩いたところに、ベジタリアン・レストラン「マンダラ」があります。
なんだかアジア系のような名前ですが、お昼を食べに行って見ました。
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アレキーパ特有の白亜の建物の一角に、「マンダラ」はありました。
さて、どんな料理が食べられるでしょうか。
わくわくしながらお店に入りました。


ちょうどお昼と言う事で、セットメニューを注文しました。
色々と付いていて、たったの6ソーレスです。(1ソーレス=33円)
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まずは前菜から。
「酢漬けの野菜」、「食パン」、「セドロンのお茶」(アンデスのハーブです)、「ヨーグルト」です。

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スープは「ソパ・デ・チョチョーカ」という、なんだか早口言葉みたいな名前のスープです。
「チョチョーカ」は、トウモロコシの粉を炒った物のことで、それをスープのとろみ付けに入れるんです。
アンデス野菜ととうもろこしのどろっとした、とてもおいしいスープでした。わーい(嬉しい顔)

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メインディッシュは、なんだか中華みたいです。
大豆蛋白入りチャーハンと焼きそばのコンビネーションです。
本当、ペルーって中華が浸透しているんですね。

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デザートは、豆乳のプリンです。
これ、シンプルだけど、なかなかおいしいです。わーい(嬉しい顔)
posted by 料理長 at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年アンデス食べ歩き

2009年03月03日

ペルーの山崎パン

実はペルーにも、日本の「山崎パン」のようなお菓子メーカーがあります。
いつまでたっても腐らないパンとか、甘さたっぷりのお菓子とかを売っています。
売っている品物もなんだかよく似ていて、面白くなってしまいます。
でも、そのお菓子メーカーの名前が
「BIMBO」(ビンボー、と読みます)

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えっへんexclamation×2exclamation×2 私は誇り高き「ビンボー」の営業マン。
今日もこの町で「ビンボー」の品物を売って歩きます。
何しろペルーの一流企業なんですからね。

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さて、次なるお店に急ぎましょう。
私は誇り高き「ビンボー」の営業マン。
忙しいんだから。どんっ(衝撃)

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「Siempre rico」、「Siempre fresco」(いつもおいしい、いつもフレッシュ)と書いてありますよ。
新鮮でおいしそうだな〜〜〜がく〜(落胆した顔)

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「ビンボー」の人気商品の「バニラケーキ」です。
超甘くておいしいですよ〜〜〜ん。失恋
posted by 料理長 at 10:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年アンデス食べ歩き

アレキーパ料理

いよいよ今回の旅も、最終段階に入りました。

12月16日の朝、長距離バスで私たちはプーノを出発しました。
目的地はペルー第2の都市「アレキーパ(Arequipa)」です。
地図はこちらを見てね。

ここは料理がおいしいことでも有名な町なんですよ。わーい(嬉しい顔)

アンデスのくねくね道(と言っても、全区間舗装してあります)をバスで揺られること、およそ6時間、アレキーパの町に夕方に着きました。
25年前にも同じ区間をバスで通ったことがありますが、その当時は全区間未舗装のがたがた道で、時間も10時間くらいかかりました。
夜行バスだったんですが、遥か彼方の谷の下に「アレキーパ」の町の明かりが見えるのですが、なかなか近づかず、結局明るくなってだいぶたってから町に着いたことを覚えています。
その頃から比べると、今のペルー旅行はものすごく快適になりました。
隔世の感があります。

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夜のアレキーパのアルマス広場です。
この町は、近くで取れる「火山岩」で出来ています。
その色が「白」いので、「白亜の町」と呼ばれているんですよ。
町が白くて、とてもきれいです。ぴかぴか(新しい)

さて、本場のアレキーパ料理を食べようと言うことになり、アレキーパでもかなりの高級レストランに足を運んでみました。
さて、どれを食べようかな〜〜〜

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前菜です。
「マサ・クロカンテ」と言います。
トウモロコシ粉で作った、薄い「タコス」のような料理です。
アボカドディップとともにいただきます。
これはなんとサービスについているんです。
パリッとした食感と、それをアボカドのバターのような風味と一緒に食べると、とえもいわれぬおいしさが口の中に広がります。揺れるハート

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サラダは、「サラダバー」になっていたので、たっぷりと盛ってきちゃいました。モバQ

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「オコパ・ア・ラ・アレキペーニャ」という長い名前の料理です。
茹でたじゃが芋にアレキーパ独特のソースをかけていただきます。
そのソース、玉ねぎとニンニクをオリーブ油で炒め、ミルクとピーナッツと、「ワカタイ」という「ヨモギ」に似たアンデス独特のハーブに「アヒ・アマリージョ」という中辛位のと黄色い唐辛子を入れ、ミキサーにかけて作るんです。
これは本当においしいソースです。
でも、このレストランのものは、ちょっとピーナッツが多すぎました。もうやだ〜(悲しい顔)
こってりしすぎに感じたんですが、アレキーパの人は、このこってりなのが好きなのかもしれませんね。

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こちらもアレキーパのトラディショナルな料理の一つ、「ロコト・レジェーノ」です。
「ロコト」という、まるでパプリカのような唐辛子に肉などを詰めてオーブンで焼いた料理です。
今回は、肉ではなく、「川海老」をつめてあるものがあったので、みんなで一口ずつ食べてみることにしました。
「ロコト」は辛さに個体差が激しく、言ってみれば「しし唐」のような感じで、「あたり」となると、とても辛くてちっ(怒った顔)食べられたものではありません。
だから、はじめに恐る恐る端っこを少しかじって「味見」ならぬ「辛見」をしなければいけません。
今回は、中辛くらいで実にちょうどよい辛さでした。
ほっわーい(嬉しい顔)

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例のアンデスの定番アボカドサラダの「アボカドのお庭」(パルタ・ア・ラ・ハルディネーラ)です。
高級レストランだけあって、盛り付けが派手で楽しいです。
そしておいしいっexclamation×2

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川海老料理の「チュッペ・デ・カマロン」です。
アレキーパは標高2300mの内陸部にあるのですが、近くの川で獲れる「川海老」が名物料理になっています。
川海老のレシピは相当たくさんありますが、これはその代表的な料理の一つです。
今回は、ベジタリアンではない人が3人もいるし、味を確認するのに、ぜひ一口は食べてみたいので、色々と川海老料理に手を出してしまいました。
でも、味を見るのはとても大切ですから・・・(言い訳みたいですねえモバQ
この「泡海老のリゾット」、なんだか懐かしい味がしました。

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最後はやはりアレキーパ名物料理の「ピカンテ・デ・カマロン」です。
これは「川海老のクリームカレー」みたいな料理です。
25年前にこの町でこれを食べたときに、実ははまってしまい、ほぼ毎日、同じレストランでこの料理を食べたことを思い出しました。
それほどお気に入りだったんです。
今日のこのレストランのものは、ちょっとじゃが芋が多すぎです。
味も25年前のもののほうがおいしかったような気がします。
でも、25年前に食べたレストラン、何処にあったか、さすがに思い出せませんでした。

あ〜〜、今日は長距離バスの疲れもあったけれど、とても満足でおいしくいただきました。
ご馳走様猫
posted by 料理長 at 09:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 2008年アンデス食べ歩き

2009年03月02日

タキーレ島よ、さらば

タキーレ島を去る日がやってきました。(たった1泊だったけれど・・・モバQ

民宿を出て、島の中心部の「アルマス広場」へと向かいます。
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途中、チューニョ(凍み芋)を作る場所がありました。
そのために、ここは畑にはしていないそうです。
そして、島の人が平等に順番に使うということでした。
村の人に聞くところによると、タキーレ島ではチューニョはこの場所でしか出来ないそうです。
とにかく、夜に放射冷却で冷えて、日中によく日が当たるところ、そして風向きなどを考慮すると、この場所がベストだと言います。
やはりチューニョって、本場でも微妙なんですね。がく〜(落胆した顔)

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アルマス広場の傍の、展望台で記念撮影です。
チチカカ湖が遥かに見下ろせ、ボリビア側までよく見えました。

やがて、お昼になりました。
行きに寄ったレストランの前を通ると、レストランのおじさんが「寄っていけ」と手招きをしています。
そこで私が「チューニョ料理を食べたいどんっ(衝撃)」というと、そのおじさんが
「おうっ、あるぞあるぞ。」と言いました。
「え〜〜がく〜(落胆した顔)どんな料理なの」と私。
「アルバポールと言う名前の料理だ。チューニョと虹鱒のプラト(お皿のこと)だぞ。」
と言います。
虹鱒は昨日食べたし、食べたくないけれど、でも、チューニョが食べられるなら・・・・と言うことで、食べちゃうことにしました。猫

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まずはスープから。
「ソパ・デ・カーサ」(我が家のスープ)です。
大粒の胡椒が入っています。
昨日の夜の民宿のと同じじゃんか・・これってどんっ(衝撃)
そしてほとんど同じ味。exclamation×2
でもまあ、結構おいしいので、満足です。わーい(嬉しい顔)

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「アルバポール」がでてきました。
何、これってどんっ(衝撃)
昨日のお昼にここで食べた料理と同じで、ただ「黒チューニョ」の茹でたやつが付け合せについているだけジャン。ふらふら
なんだかだまされたような気分です。
2日続けて虹鱒のムニエルは食べたくないです。正直言って。
こう見えても私は「なんちゃってベジタリアン」なんですから。
とほほほほ〜〜〜もうやだ〜(悲しい顔)

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村の入り口の門までやって来ました。

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チチカカ湖が眼下によく見えました。
舟が1艘港を出て行きます。
まるでエーゲ海のような風景ですね。
でも、ここは標高約4000mなんですから。
しかし、チチカカ湖って「瀬戸内海」くらいの面積があるそうですよ。
こりゃあやはり「海」のように見えても仕方がないんじゃないかな〜〜猫

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タキーレ島よ、さようなら。
たった1泊だったけれど、かなり楽しませていただきました。
ありがとうございます。
そして、またいつの日にか、来て見たいと思います。
posted by 料理長 at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年アンデス食べ歩き

タキーレ島の民宿

12月14日です。
チチカカ湖に浮かぶ島「タキーレ島」にお昼に着いた私たちは、昼食を食べた後、散策しながら「民宿」に向かいました。
この島は「ホテル」がありません。
そこで、農業を営む民家に泊まらせてもらう「民宿」があるんです。
当然レストランは遠いので、その宿で夕食をいただくことになるんですが、それもまた楽しみの一つです。

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さて、待望の夕食に時間になりました。
この島にはもちろんひらめき電気はありません。
やはり蝋燭を灯して、淡い光の中で、まるで時間が止まったような静けさの中、食事をいただくんです。
これもまた実に風情がありますねえ。

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「ソパ・デ・カーサ」(我が家のスープ)がでてきました。
大粒の胡椒が丸ごと入っています。
色々な野菜が入っていて、とてもおいしいです。

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オムレツとフライドポテトのメインディッシュです。
すごくシンプルですね。
本当は「卵」も私はあまり食べたくないのですが、シンプルな暮らしをしている農家でのご馳走なんですね、卵って。
だって自家野菜を与えて、ほとんど放し飼いのようにして育った鶏の卵ですから。
だから、喜んでいただきましょう。

後は、お昼に食べたようなパンケーキと飲み物が付いてきました。
精一杯のご馳走という感じです。

夜は電気がないから長いです。三日月
蝋燭のほのかな明かりを頼りに、のんびりとした時間が流れていきました。
夜中にちょっとトイレに起きました。
外にでてみると、空がほのかに明るく、しかし薄い霧に包まれていました。
冷え込みは弱く、標高4000mにもかかわらず、暖かくさえ感じます。
なんだか雨の臭いが近づいてくるような感じがしました。
そのまましばらく「ぼ〜〜〜」と夜空を眺めてしまいました。
でも、とても気持ちがいい時間が流れていきました。ハートたち(複数ハート)

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朝、起きると雨が降っていました。雨
しかし、まもなく日がさして、いい天気に・・・晴れ

民宿の中庭です。

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朝は、手軽に焼ける自家製パンです。

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「ムーニャ」(ミントのようなハーブ)のお茶が好きだ・・・と言ったら、どっさりと「ムーニャ」を出してくれました。
こんなにたくさん、お茶でお腹ちゃぷちゃぷあせあせ(飛び散る汗)

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民宿の子供たちです。
照れくさそうにはにかみながらも、かわいいですねえ。ぴかぴか(新しい)
posted by 料理長 at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年アンデス食べ歩き